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トレーニング後のケアは温める?冷やす?どっちが有効か…?

皆さんは、
アスリートがトレーニング後のケアに
使用している
“アイスバス”をご存知ですか?

ラグビーフットボールの日本代表選手の合宿風景

このように
運動後に氷や冷水などで
筋肉を冷却する方法を
「クライオセラピー」と呼びます。

激しい運動後には、
筋繊維に微細な損傷が生じ、
徐々に炎症反応が進行します。

更に痛みを引き起こす物質も増加し、
翌日には筋肉痛が発生します。

そこで、
クライオセラピーを行うことで
筋肉の温度が一時的に低下します。

そのことで、
運動後に徐々に進行する
炎症反応や筋肉痛の発生を抑えるというのが
クライオセラピーの考え方です。

クライオセラピーの効果は、
多くの文献や研究で証明されています。

しかし、
「運動後に筋肉を温める」
という考え方も存在します。

筋肉を温めると
血流は増加します。

血流を増加させた状態を運動後に
維持させることで、
血液中のブドウ糖やアミノ酸が
筋肉の中に取り込まれやすくなり、
その結果、疲労の回復が早くなる…
という考え方です。


では、冷やすと温める
一体、どちらが正しいのでしょうか?

答えは意外とシンプルで、
「次の運動までの時間」が
鍵を握ります。

研究結果を紐解くと
「次の運動までの時間」が
2時間以内は温める☀️
6時間以上は冷やす⛄️
が、次の運動のパフォーマンスを上げるのに
有効だと書かれています。

レースとレースの間は、
あまり冷やしすぎるのも
良くないということですね!

ハードなトレーニング後、
「冷やすか?」
それとも「温めるか?」
迷ったときは、
是非参考にされて下さい!

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