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読書|ハイフォーマー思考

昨日、
ギックリ腰一歩手前になった私を
心配して連絡をくれた
学生時代の先生(コーチ)から
オススメの本を教えて頂きました。

今でも全国レベルの
選手たちを育てている現役の先生から、
「アスリートを育てている人と
トップアスリートを目指している人には
必ず読んでほしい本」
…と、 教えて頂いた本です。

それがこちら・・・

こちらの本は
「ハイパフォーマー(優秀)な人達」が
どのような思考を持ち、
どのような行動をするかを
分析し、それを実践できる形にしたものが
書かれていました。

もし宜しければ、
参考にされて下さい。

リーダー細田さんの新作「お絵描きホソダ」

【優秀(ハイパフォーマー)の定義】

その時代によって、
求められるものが変わる。

戦国時代なら、
敵をたくさん倒せて、
領地を広げられる人が「優秀」。

そして徳川時代なら、
政権を安定させて
治安を良くすることが
求められていた。

そのため、
徳川幕府の繁栄が続くための
仕組みづくりや
運用をした武官が「優秀」とされていた。



では、
現代の社会での「優秀」とは
どのような人のことを言うのか。

それは
「正解のない問題を
様々な角度から掘り下げ
思考し、行動する力がある人」です。

この力のことを、
本書では
「知的体力」と言われていました。

体力は年齢と共に落ちてしまうが、
知的体力は向上させることができる。

「知的体力」自分も育てていきたい能力です。

「知的体力」は
2つの要素から成り立っています。

一つ目が「スキルや知識」
二つ目は「思考・行動様式」

どんなに高度な知識やスキルがあっても
「思考という土台」が出来ていないと
使いこなすことが出来ない。

「いくら技術があってもそれだけでは結果は出せない」というのがスポーツの世界ですね。

多くの
ハイパフォーマーの
思考・行動様式を分析したところ
いくつかの共通点があった。


その共通点がこちら・・・
(順番も大切)


①まず、なんとかなるとやってみる。

⬇︎
②柔軟に方向転換する。

⬇︎
③自分とは異なる価値観を認め、受け入れる。

⬇︎
④仕事を「プレイ」する。

⬇︎
⑤常に学び続ける。

⬇︎
⑥人との縁を大切にする。

⬇︎
⑦物事を斜め上から見る。

続きを読んで行くとわかるのですが、順番が本当に大事です!

①まず、なんとかなるとやってみる。

大谷翔平選手の二刀流も
昔は多くの人から「野球を舐めてる」
と、否定されていました。

しかし、
大谷翔平選手はこう言います。

“どうして出来ないんだろう?
と、考えることはあっても
これは無理、絶対にできないといった
限界を感じたことは一度もありません”

このように
「なんとかなるだろう」とは
思考を放棄するわけではありません。

更に、
世界のハイパフォーマー達は
自分な好きなこと
得意なことを仕事にしている。

自身の好きなことを掘り下げて
仕事にしています。

「どうして出来ないんだろう?」は、指導者が常に考え続けていることです!

②柔軟に方向転換する

まずやってみて、
次に上手くいかなければ、
方向転換をします。

これは、
「諦めが早い」のとは違い
創意工夫やスキル習得を徹底的にして
納得するまでやってみて、
それでも不可能と感じた時に
方向転換をします。

行き詰まったときには、
「自分なりの勝算はあるか?」
「やっていて楽しいか?」
を自答します。

適切な方向転換で、勝ちを諦めないということですね!

③自分とは異なる価値観を認め、受け入れる。

①〜②のここまでは
「自分が勝負すべきフィールド」
を見極め選ぶ項目だったのに対して
ここからは
「選んだフィールドで新たなものを生み出す」
項目です。

第三者や他者の意見を求めることで、
化学反応を起こします。

人は本来
気の合う人たちを集めがちです。

しかし、
そこによそ者を一人入れて
意見に耳を傾けるのです。

盲点を見つけるコツですね!

④仕事を「プレイ」する。

働き方には
レイバー、ワーカー、プレイヤーの
3つがあります。

強制的に働かされている人は
レイバー。
(特徴:仕事内容の愚痴が多い)

組織に属して決められた仕事をしている人は
ワーカー。
(特徴:職場やその環境の愚痴が多い)

自ら楽しんで仕事をする人が
プレイヤー。
(特徴:仕事が楽しいので「休み」という概念がない)


ハイパフォーマー(優秀)な人は、
例外なく「プレイヤー」です。

レイバーやワーカーの人も
「仕事の意味」や
「価値」を見出してみることで
プレイヤーになれます。

もし見出せないのであれば
方向転換をしてみましょう。

プレイヤーは仕事をしている感覚がなく、仕事をしてしまっています。私も、年末年始にしっかりリフレッシュするために、なるべく水泳のことを考えないように努力していので、なんかわかる気がします・・・。

⑤常に学び続ける

真面目な人ほど、
学ぶことから始めます。

ハイパフォーマーの人の特徴は、
ここまでの流れでわかるように、

・まずやってみる
⬇︎
・ダメだと思ったら柔軟に方向転換
⬇︎
・自分がプレイできるフィールドを決めて進む
⬇︎
・そしてここまできたら「何を学ぶか」を考えるです。

「前に進んでいる人は、とにかく質問が多い」と師匠から教わったことがあります。これのことなんですね・・・。

⑥人との縁を大切にする。

成功者や
ハイパフォーマーの人が
口を揃えて言うことは
「あの時、あの人に出会えたから」
です。

人との繋がりは
好き、嫌いの好みや
メリット、デメリットだけで判断せず
その瞬間の出会いを
大切にしてきたことの積み重ねで
予想だにしない好結果に
結びついていくわけです。

本当に一人でできることなんてたかが知れていますね。多くの出会いに感謝です!

⑦物事を斜めから見る

これはひねくれた見方をするのではなく、
良い点を踏まえた上で
あえて悪い点を探すということ。

タンスに仕まわれた
自分の「お気に入りのもの」を
一度タンスから出して、
「本当に必要なものなのか??」
と、振り返るのです。

この「振り返り」が
ハイパフォーマーの人が
一定の周期で行っていることです。

「長年勤めている今の職場はどうなのか?」

「今住んでいる家はどうなのか?」

「本当にやりたいことかのか?」

のように。

居心地が良くなってくると、この「物事を斜め上から」をしなくなってしまいますね。やはり、手放さないと手に入らないものごあるのかも知れません。


以上になります。

ハイパフォーマーの思考・行動の
共通点をまとめると・・・

①まず、なんとかなるとやってみる。

⬇︎

②柔軟に方向転換する。

⬇︎

③自分とは異なる価値観を認め、受け入れる。

⬇︎

④仕事を「プレイ」する。

⬇︎

⑤常に学び続ける。

⬇︎

⑥人との縁を大切にする。

⬇︎

⑦物事を斜め上から見る。

でした。

きっと結果を出し続ける人は、
①〜⑦を何度も何度も
グルグルグルグル
高速回転しているのかも知れません。

今後、
意識していこうと思います。


この本を教えて頂いた先生にも感謝です。


興味がある方は
是非、書店で手に取られて下さい!!

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