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バスケに必要な持久力を上げるには?
バスケの試合中、
「走り負けている…」「動けていない…」
選手が後半で動けなくなってくる姿を見て、
「あと少し体力があれば…!」
と感じることはないでしょうか?
これを埋めるカギの1つが、持久力です。
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前提として、体力=持久力ではありません。
持久力は体力要素の1つに過ぎません。
体力要素には、筋力・スピード・パワー・敏捷性(アジリティ)・柔軟性・バランス・コーディネーションなどがあり、その中の1つが持久力。
持久力をアップさせることで、バスケのスキル習得、試合でのスキル発揮、試合終盤でも全力で動ける身体や、粘り強さ、走り負けしない身体が手に入ります。
今回は、科学的知見に基づいた持久力アップのトレーニング方法を解説します。
スポーツをしていない人でも、日常生活でのパフォーマンス向上、健康維持にもお役立ちできるので参考にしてください。
「持久力」って何?~運動パフォーマンスを高めるカギ~
持久力とは?
持久力とは、運動を長時間続けるための力のことです。
その中でも「有酸素持久力」を測る代表的な指標が
最大酸素摂取量(VO2max)です。
最大酸素摂取量(VO2max)とは?
これは、1分間でエネルギーを生み出すために身体が取り込める酸素の量を示す数値です。
酸素をたくさん取り込めるほど、効率よくエネルギーを作り出せるため、
最大酸素摂取量(VO2max)を向上させることが、有酸素持久力アップに繋がります。
バスケには「無酸素持久力」も必要!
でも、バスケでは、有酸素持久力だけでは不十分。
スプリント(全力疾走)、ジャンプ、方向転換など、瞬発的な動きが多いので、「無酸素持久力」も必要です。
これは、短時間でエネルギーを爆発的に使う力をどれだけ持続できるかを指します。
そのため、バスケットボールに必要な持久力を鍛えるには、
次の2つを両立する必要があります。
①最大酸素摂取量(VO2max)の向上
②無酸素性代謝閾値の改善(無酸素状態でも動き続ける力の向上)
ここがマラソンのような持久力スポーツとの違いです。
VO2maxを測るには…?
最大酸素摂取量(VO2max)は、研究室の特殊な装置で呼吸ガスを測定しないと正確に出せません。
そのため、日常的に測定するのは難しいですが、
心拍数を活用すれば、近い目安をつけることが可能です。
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心拍数を活用して効果的なトレーニングをしよう
運動の負荷を適切に調整するためには、主観的な感覚だけでなく、心拍数という客観的な数値を使うのがオススメです。
以下のポイントを押さえておきましょう。
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