☆DXリテラシー(EAIとは? #9)
こんにちは、モーリーです。
今日はDXリテラシーの知識として『EAI(イー・エー・アイ)』について解説します。
EAIは『Enterprise Application Integration』の略で、企業内で使用される複数のシステムを連携させ、データやプロセスを効率的に統合する仕組みやシステムのことを指します。例えば、販売管理システムや財務システム、営業支援システム(SFA)、顧客関係管理(CRM)、電子データ交換(EDI)などを有機的に連携させる技術のことを指します。
⚫️なぜEAIが必要なのか?
企業内では、さまざまなデータが発生しますが、通常、それらのデータは部署や業務ごとに複数のシステムで管理されています。しかし、システムが分散していると、データが散在してしまい、同じデータを何度も入力したり、データを組み合わせて活用することが難しくなるなどの問題が生じます。そこで、EAIでは、このような課題を解決するため、各システムを連携させてデータを一元管理することが基本的なアプローチとなります。つまり、EAIはデータの統合を実現し、企業の業務を効率化するための重要な手段と言えるのです。
⚫️具体的なシステム連携のケース
それでは、実際にどのような場面でシステム連携が必要になるのでしょうか?ここで、3つの主なケースを紹介します。↓↓↓
1. 別システムのデータを参照する場合
例えば、受発注システムで管理している注文商品の在庫状況を、在庫管理システムで確認する場合など、複数のシステムのデータを参照しながら業務を進めることがあります。もしシステムが連携されていない場合、その都度データを確認する手間がかかってしまいます。
2. 多重入力が発生する場合
新入社員の情報を人事システムだけでなく、勤怠管理システムやグループウェアなどの各種システム・サービスにも登録する必要がある場合があります。同じデータを複数のシステムで扱う場合、システムが連携されていないと手動でデータを重複入力しなければなりません。これは手間だけでなく、入力ミスや漏れが生じる可能性もあります。
3. 複数システム間のデータを組み合わせて活用する場合
例えば、営業管理システム上の営業活動情報や商談履歴と、販売管理システム上の売上履歴を組み合わせて、営業工数を分析したい場合など、データを組み合わせた業務プロセスの見直しやデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する上で、システム連携が必須となります。
⚫️EAIツール導入のメリット
EAIを実現するためには、『EAIツール』と呼ばれる製品を導入することが一般的です。EAIツールはプログラミングの専門知識がなくても、効率的にシステム間の連携を実現することができます。具体的なEAIツール導入のメリットについて紹介します。
・効率的なシステム間データの連携
EAIツールを使用することで、データ取得や加工・変換、データ登録など、システム連携に必要な基本的な処理をノーコードで簡単に作成できます。さまざまなデータソースと連携することで、業務効率化やデータ活用の幅が広がるでしょう。
・データの正確性と信頼性の向上
EAIツールを使用すると、バッチ処理だけでなく、リアルタイム連携も実現できます。データの変化を検知して自動的に反映されるため、常に最
システムの保守管理が容易になる
・システムの保守管理が容易になる
EAIツールを使用すると、システム連携処理が可視化され、各システムで扱われるデータを把握しやすくなります。これにより、システムの保守管理が容易になります。
以上が、EAIについての説明とEAIツール導入のメリットでした。EAIを活用することで、システム間の連携がスムーズに行え、業務効率やデータの品質向上に貢献することが可能になることが理解できたかと思います。
本日は、以上です。
それでは、皆さん良い1日を
また 明日
See You
↓↓↓
私は、「転職」や「副業」に挑戦している人を
応援してます。
ぜひ、私のTwitter をフォローしてみてください。