☆DXリテラシー(レスポンシブデザイン #24)
こんにちは、モーリーです。
今回は、DXリテラシーの知識として『フロントエンドシステム開発におけるレスポンシブデザイン』について について簡単に解説します。
レスポンシブデザインとは、どんなデバイスからでも見やすく、使いやすいページレイアウトにするための技術です。PC、スマートフォン、タブレットなど、ユーザーがインターネットのページにアクセスする端末は多様化していますよね。Webサイトにレスポンシブデザインを導入すると、同じ内容の情報を、アクセスする側の端末に応じた表示に自動で切り替えられるようになります。
レスポンシブデザインを実現する技術
WebサイトはHTMLというファイルと、CSSというファイルを使って配信されています。Webサイトのコンテンツの内容はHTMLに、ページレイアウトはCSSに表記されています。それらの情報をブラウザが構築して、画面に表示します。例えば、HTMLとCSSがパソコン用のものしか用意されていないWebサイトの場合、そのWebサイトをスマートフォンで見ると、レイアウトがずれてしまったり、文字が小さかったりすることがあります。それを防ぐために、アクセスする画面に合わせた表示をするのが、レスポンシブデザインです。
スマートフォンが普及するにつれて、インターネットにアクセスするデバイスの中心はパソコンからスマートフォンに移行しました。現在では、Webサイトへのアクセスの70%以上がスマートフォンからと言われています。また、Googleは2016年からモバイルファーストインデックスへの移行を表明してきました。これは、パソコンではなくスマートフォンでのWebサイト表示や使用感を基準に、Webサイトの評価や検索順位の決定を行う仕組みです。段階的に導入されてきましたが、2021年3月からは基本的に全Webサイトがモバイルサイトでの評価対象となっています。
それに伴い、SEO対策もスマートフォンを中心に行う必要が生じています。主にスマートフォンで使用されているにも関わらず、Webサイトの構成をパソコン向けにしたままでは、過半数のスマートフォンユーザーにとって快適でないWebサイトになるためです。そのようなWebサイトはSEO的にも評価されず、検索上位にはなりません。
なお、モバイルファーストインデックスでの評価基準の大切な点は2つあります。1つ目はスマートフォンへの適応です。2つ目が、スマートフォン版とパソコン版で同じ情報が表示されることです。パソコンとスマートフォンで別々のHTMLとCSSを配信する仕組みの場合、中身の異なるWebサイトの配信が可能ですが、Googleはこれを問題視しており、パソコンとスマートフォンでWebサイトの内容や構成要素が違っていると、評価を下げるとしています。
そのため、HTMLを1つにして、CSSで各デバイスでの表示に対応する形が望ましいとされているのです。
ところで、あなたの会社のWebサイトはいつ制作されましたか?
もし、2020年以前に制作されたもので、Webサイトがレスポンシブデザインに対応していない場合、早めにサイトリニューアルを考えたほうが良いかもしれません。
まとめ
フロントエンドシステム開発において、レスポンシブデザインは欠かせない要素です。ユーザーが様々なデバイスからアクセスすることを考慮し、適切な表示を提供することは、ユーザーエクスペリエンスの向上に繋がります。モバイルファーストインデックスの重要性も増し、Webサイトの評価や検索順位にも影響を与えています。レスポンシブデザインを導入することで、ユーザーのニーズに応えつつ、競争力のあるWebプレゼンスを維持することが重要です。
本日は以上です。
それでは、みなさん良い1日を
また明日
See You
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