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思い立ったが吉日。

今年こそ手帳を有効に使うぞ、と意気込んで手帳を買ってから、早一年。
今年も二ヶ月とちょっとで終わる今日です。
私の手帳はほぼ真っ白。

極端に予定が少ないことは関係していると思いますが、タスク管理に活用しようとしていたので、先日手帳をめくってみてがっかりしました、自分に。

このままじゃだめだ、と思い立って奮起するけども、結局毎日続けられずほこりをかぶってしまう手帳。
手帳を見る度に罪悪感が湧いて、来年の分は買わないと決心する。別にアナログに拘らなくても、デジタルで十分と自分に言い聞かせて。
でもいざ手帳が売られているのを見ると、今年こそは!と買って、またほこりをかぶる。

私はこのループから抜け出せませんでした。

手帳を続けるのにはどうしたらいいのかわからなかったのです。
同じような経験をしたことはありませんか?

来年の手帳はどうしようかな、どうせ使わないんだし、買わないでおこうかな…と思っていた矢先、ふらっと寄った本屋さんで、偶々目についた本が本橋へいすけさん&井上ゆかりさんの『人生の純度が上がる手帳術』という本でした。

この本を読んで、手帳が続かなかったら、これ以降私の人生に手帳というものは必要にないんだときっぱり諦めよう。そう思って、読んでみました。

読んでみてわかったこと。
それは、自分が手帳を続けることに固執していたことでした。

手帳を始めようとしたきっかけは、手帳を通して自分と向き合う時間があったら、もっと人生が豊かになるかも、と思ったことからです。
それが、いつしか手帳を続けなければならないという思考に切り替わり、知らず知らずのうちに重荷になっていました。続かないはずです。

本書を読んでいて、手帳を始める際の目的を思いだすことができました。
私自身の目的を果たすには、もはや手帳でなくともいい。自分に合った方法で、続けられればそれでいいと思えるようになりました。

なりたい自分、理想の自分に近づくためには、自分と向き合うことで、自分の内なる欲求を理解することが必要不可欠です。
今現在の自分の姿を見て、変わりたいと思う人。私と同じ理由で手帳を続けたいけど、挫折してしまった人。そういう人におすすめしたい本です。

思い立ったが吉日、という言葉がありますが、私も早速、なりたい自分になるために自分と向き合いたいと思います。
皆さんもよりよい人生になりますように!

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