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人と比較してしまうときは
Guten Tag!
ドイツ在住ピアニスト、ピアノ教育家、音楽家メンタルトレーニング研究実践家の大木美穂です。
比較してしまう、自分に厳しすぎる
先日、音楽家メンタルトレーニングLABOに昨年から参加していらっしゃるピアニストの方から、こんなご相談をいただきました。
人と比較してしまう、人からの好評価を受け入れられない、自分に厳しすぎるのを何とかしたい。
(※ご相談はもっと詳細に渡りますが、匿名にするために簡略化しています)
人と比較してしまう。
人からの好評価を受け入れられない。
自分に厳しすぎる。
みなさんもきっと経験ありますよね。
そういうとき、どうしたらいいのでしょうか。
ご相談いただいた方は、聴衆からもらったポジティブな言葉を、まずは評価なしに受け入れてみることをお勧めしました。
でももしそれを受け入れることが難しいと感じる場合、もしかしたら少し自分に対して厳しすぎるのかもしれません。
それは、完璧主義からくる思考の癖かもしれませんし、日頃のセルフトーク(頭の中で自分自身に対してかけている言葉)の癖かもしれません。
そういう時は、メンタルトレーニングで行っている
①理由づけトレーニング
②アファメーションワーク
③目標設定
の3つをおすすめします。
これらはすべて私の音楽家メンタルトレーニングセッションの中でもお伝えしているワークです。
②のアファメーションワークでは、自分が自分に言っている(感じている)言葉をまずは書き出してみて、書き換えワークとして、右側にポジティブな言葉がけに書き換える、というのをやります。
難しければ、自分の大好きな友人や子どもにかけてあげたい言葉として書き出すとやりやすいです。
自分で自分をどう思うかが重要
最後に。
私の大好きなセネカの名言で次のようなものがあります。
「自分で自分をどう思うか。それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である。」
みなさんも、ぜひ自分自身に努力に見合った正当な評価をしてあげてください。
そして自分に誇りを持つように心がけると、周りからの目も気にならなくなるし、「良かったよ」という言葉もすっと受け入れられるようになるかと思います。
大人になった今だからこそ、大事なこと。
それは、自分に優しくすること。
絶えず成功する必要はありません。
上手くいかないことがあっても、大丈夫なのです。
明日は、音楽家とパフォーマーのためのワークショップ最終日。
明日はいよいよ、月曜日から毎日お届けしている音楽家とパフォーマーのためのワークショップの最終日です。
音楽家メンタルトレーニングの研究と4つの領域についての全貌をお見せします。
完全無料ですので、私のYouTubeチャンネルをご登録の上、ベルマークをタップしておいてください。ライブ開始後に通知が届きます!
一日目と二日目を逃した!という方も、こちらからご覧いただけます。
一日目: 緊張する!という人へ。リラックス方法を伝授します!
二日目: 深く効率の良い練習をするには
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メンタルトレーニングで、あなたらしく、思いの伝わる演奏ができますように!
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