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5月23日(日) 晴れ、昼寝。

晴れた。
もう梅雨は開けたのか、それとも今週がまぐれなのかはわからないが、とりあえず天気予報に晴れマークが多くて少し嬉しい。

雨は嫌いじゃない。
例年、梅雨はワクワクする。
ただ今年は(というか今年から)天気の不安定さが心身に響いてなかなかに困る。

洗濯物が早く乾いた。
風が強くてカーテンが勢いよく持ち上がるが、レールにひっかけた服たちのせいで半分しか持ち上がらない。やわらかいカーテンが折れているみたいに見える。
なんだか不格好で嫌だなと思ったので、服を開けてない窓側へ移動させた。白いレースがリビングへ伸びて満足した。
まだ夕方の風は冷たい。半袖の家着だと少し寒い。たしか外に出た時も日陰は涼しくて、あのまとわりつくような暑さはもう少し先なんだと思った。


3時間くらいお昼寝をしていた。
今週は夜遅くまで学校に残っていたからその分の疲れが残っていたのかもしれない。
今朝はパンが食べたくて、起きた勢いのままパン屋さんに直行したのだった。我が家にはトースターがないから、スーパーで食パンを買うことも朝ごはんをパンにするということもあまりない。珍しかった。パンをたらふく食べて満足して、残ってた疲労と満たされたお腹のおかげでいつの間にか眠っていた。


夢を見た。
コロナのない世界だった。わたしは今の私のままで、少し違うことと言えばクルマの免許を持っていることだった。
ひとりでドライブに行った。どこに行ったのか詳しくは思い出せないけれど、最後にいた場所は地元の市民プールの駐車場だった。
小さいとき、家族でプールに行って、まだ塩素の匂いがする髪と夏の夜の匂いが混ざるのが好きだった。
プールの駐車場に着いたときはもう夜で、旅に疲れたわたしは座席を倒し眠って、夢の中でも夢を見ていた。
クラシックバレエの夢だった。小さいときに、たしか6年くらいは習っていたと思う。もう一度、大きくなった自分が懐かしい教室に行って資格を取るという夢だった。何の資格かも分からないし、バレエにおそらく資格はない。夢の中で見る夢もやっぱり曖昧なものなんだと思った。
夢から覚めて、車から出て夜風を堪能しながら伸びをして、さあ帰るかと思ったところで本当に夢から覚めた。


スマホの充電が切れていた。
眠る前にYouTubeを見ていたから、そのまま寝落ちして電源も一緒に切れてしまったのだろうと思う。
キッチンを片付けないといけないなと思いながら、ベッドの上でグズグズとしていた。やることを全部ほったらかしにして、todoリストは休日には役立たない。

午後7時をすぎても空はまだ群青で、日が長くなったなと感じる。
夕方から夜は山から冷気がおりてくる。
湿った土の匂いがして、今日はカンカン照りだったけれど山は水分でいっぱいだったんだと思った。

また明日から一週間が始まるけれどあまり頑張らずにいたい。最近は加速気味になっている。 やりたいこととやるべきこと、時間と体力の限界、バランスを保つのは難しい。 
1回エンジンがかかると故障するまで走り続ける癖があるから余計に気をつけたい。


おしまい

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