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【子どもの食育】食べもので遊ばせたらダメなの?

こんにちは☀
管理栄養士のも~ちゃんです。

私には1歳の息子がいます。
我が家では食育の一環として
週末に野菜や果物をおもちゃ代わりに触らせて遊ばせることがあります。

えっっっ!!食べもので遊ばせるの!?

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は子どもが食べものに興味をもつきっかけになるのであれば
「食べ物で遊ばせる」経験は悪いことではないと思っています。



音声配信はこちら⇩


きっかけ「フィンランドの食育」

実はフィンランドでは
あえて野菜や果物を子どもに遊ばせて五感を刺激させる
サペーレという食育が行われています。

この取り組みは、以前にNKHで紹介されていました。

この番組でサペーレのことを知った私は子どもが生まれたら
おもちゃ代わりとして食べものを使うぞ!っと心に決めていました。

息子の様子

きのこを例にとると、
3回目のトライ!やっと触ってくれるようになりました(´;ω;`)

私の息子は慎重な性格のようで
1回目2回目は見せるだけで怖がって大泣きでした(笑)

普通のおもちゃはすぐ慣れて遊ぶのにね。

マイタケは
おもちゃと違って触った感覚が違ったりにおいもあるのでびっくりしたのか、私の息子は慣れるまで時間がかかったみたいです。

3回目はやっと慣れてくれて
マイタケを床に投げたり、袋に入れたり出したりして遊んでいました。
ずっと飽きずに30分くらい触ってました。

息子の成長した姿にママは感動したと同時に
ホンモノを触らせる体験は大切だな~と改めて感じました。

ホンモノを触らせる体験は大切

子どものおもちゃって
プラスチック製のものがお手頃なので
どうしても多くなりがちだと思います。
しかし、プラスチックは人工的に作られたものなので
温かみがどうしても欠けてしまいます。

よく子どものおもちゃには木のおもちゃが良いといわれます。
理由としては自然のものなので温もりを感じるので赤ちゃんの五感を刺激しやすいことがあげられます。

これって食材でも同じことが言えるのでは?と私は思っています。

例えば、野菜や果物は収穫後も生きています。
キャベツは日にちが経つと芯が膨らみ、ジャガイモは芽が生えてきます。
これらは生きている証拠。

また同じ仲間の食べものでも1つ1つは見た目、におい、感触すべて違います。

例えばきのこも沢山の種類があります。
・しいたけ
・えのきたけ
・しめじ
・ブナピー
・マッシュルーム
・マイタケ

きのこといえど、見た目・におい・感触すべて違います。

子どもに遊ばせると、においを嗅いだり、触ったり、舐めたりすることによって、五感を刺激しています。五感を刺激することは好奇心や興味をもつきっかけとなり、また脳の発達に繋がります。
この経験を重ねていくと子どもは食べ物に興味をもつようになります。
興味を持つようになると、ヒトは苦手な野菜や見慣れない食べ物にもチャレンジする可能性が高くなります。
五感で体験させることはとても大切になります。

まとめ

一般的に食べもので遊ばせることはよくないと言われています。
しかし、私は子どもが食べものに興味をもつきっかけになるのであれば
「食べ物で遊ばせる」体験は大切だと考えています。
実際、フォンランドでは、あえて野菜や果物を子どもに遊ばせて五感を刺激させる「サペーレ」と呼ばれる食育が行われています。
五感を刺激することは食べ物への好奇心や興味をもつきっかけとなり、また脳の発達に繋がります。食べものはプラスチックのおもちゃと違い、人工的なものではなく自然のものなので五感が刺激されやすくなります。
おもちゃの1つとして食材という選択肢を取り入れてみませんか?

よかったらご家庭でも試してみてくださいね♪

おもちゃ代も浮きますよ~💰

by管理栄養士も~ちゃん🐄





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