【第2回】小学校の自由研究が、プチ小説家のデビュー作になったおはなし📚
常識なんていう考えのないあのころの、混じり気のない真剣な、壊れやすくて、痛いくらいの、真っ白さ。
こんばんは🌕文月ノベルです。
連載の前書きは、こちらからご覧ください(*´-`)
それでは、小学校一年生からスタートです。
◇1番じょうずな字
お が じょうず
か が じょうず
あ が じょうず
さ が じょうず
ん が じょうず
だって、おかあさん、だもの。
だから、ゆっくりていねいに書くの。
お か あ さ ん
◇キラキラした心
それは 私のねがいです
キラキラした心になりたい!
そう神さまにおねがいしたら、
❤️の形のこころが、⭐️の形になっちゃった...
あれ?
◇風鈴
さあ 耳をすましてごらん
きっと 風鈴の音がするから。
かぶとの形の風鈴が
一番
いい音がすんるだよ
さあ 夏がはじまるよ
◇雲にのる
水たまりに
空にうかぶ 雲がうってる
そっと その上に立つと...
まるで 雲にのっているみたい
「お母さん、見て見て!
私、雲にのっているよ!」
◇ガラスのくつ
はいてみたい ガラスのくつ
さわってみたい ガラスのくつ
どんな大きさ? どんな形?
どんなにきれい?
さがそう ガラスのくつ
◇白い雲
私は
白い雲にさわりたくなった
だって、ふわふわしてて
キラキラかがやいているんだもの
それで 手をのばしてみても とどかなかった
それは なぜかわかった
きっと 雲はとおいんだね
風にのって 雲にさわってみたいな