Last way
眠る前に聴いたら興奮して眠れなくなるからと云って聴かせてくれなかったあの歌
今度会う時に君は聴かせてくれるのだろうか
いつもは入れてくれない独り暮らしの部屋に
あの夜だけ
私を招いてくれたのはいつもの君の気紛れ?
行き場のない想いを拗らせて辛くなるのはもう嫌なのに
望みのない恋はそろそろ終わりにしたいから
ギターを弾いている君は甘いのに…
現実の君は全然甘くなくて…
誰も好きになる事などないとか
私の想いを知りながら云うんだ
言葉では説明出来ない
曖昧な関係にはもう疲れたから
何度も何度も
もう会わないって決めたのに
君に誘われたらふらふらとついていってしまう
私からの恋心は受け取らないのに
淋しい時だけ傍に置こうとするなんて
君は本当に狡い人
嫌いになる努力をしている私の気持ちも知らないで
心はまだ君の傍にいたいって叫んでいるけど
君を忘れようとしている私
あの夜 聴きそびれた曲を君の隣で聴きたいと思っているうちは
心だけでも君の傍にいようと思ってしまう
愚かだとわかっていても
恋心は止められない