まゆら︎︎
眠れない夜にたどり着いた癒される場所について。
私のオリジナル小説である桜庵へようこそ及び、桜庵のスピンオフ作品など
いいなぁと思う曲を聴いて浮かんだアレコレを形にしたもの。
お話の中にお酒が出てくるもの等など。
林檎飴関連
怒涛の桜庵の営業も終了し、夜はのんびりとお月見の宴でございます。 今宵は私ラビが作りました故郷の料理を日頃お世話になってる皆様に食べてもらう宴でもあります。 食後にはブラッディ兄さんと風使いムスティ様が何かしてくれるようなのでお楽しみに! 先ずは故郷から取り寄せた純米酒で乾杯です。 「皆様!本日はお疲れ様でございます。先ずはこの白兎の願いで喉を潤して下さい。私の故郷で1番人気の純米酒です。乾杯の音頭はジル様にお願いしてよいでしょうか?」 「みんな今日はお疲れ様!アー
今朝はあたふたしてるラビでございます。 本日のお話は、桜庵からお送り致します。 今宵は中秋の名月なのでジュビアでは、月を愛でながらお団子を食べるのです。 なので朝から桜庵は大忙しなんです。 実はこのイベントが広まったのは城下町に桜庵が出来た年からなんです。 以前は、月を眺めて宴会をするだけで大人のたしなみの代表みたいな行事だったお月見が、今では女性や子供も楽しめるイベントになったのはマスターの作る月見団子のおかげなのです。 マスターの作る月見団子には数種類ありまし
もうすぐ、中秋の名月ですね。 皆さんはお月見ってしますか? どうやら、異世界でもお月見行事では月見団子を食べるようですよ。 アリアの住むジュビアでは月見団子を食べる習慣は無いようですが… アーライ神国では、お月見行事があるみたいです。 今回は、アリアの家でお世話になっている白ウサギ獣人のラビのお話です。 「ただいまーっ。 あれっ?ラビ何作ってるの? 夕飯には早くない?」 アリアが帰ってきたみたいですね。 「アリアさん。お帰りなさい。今夜はアーライ神国ではお
固く閉じていた心を緩ませる優しい音色 彼女が奏でる音はいつだって僕を和ませる力を持っている 薄暗い部屋の片隅でうつむいて膝を抱えていた僕の手を引っ張って外に連れ出してくれるようなキラキラした明るさを持つ彼女の音 彼女の奏でる美しい音はいつも僕の心をざわかせるから困ってしまう 彼女しか出せない美しい音色に満たされて酔わされる そんな夜
騒めく風の向こうから 君の声が聴こえてくるようで 耳を澄まし 足を止める 柔らかな陽射し浴びて 笑みを浮かべながら 僕に手を振る君がいた 嗚呼 君の声だけを聴いていたい 僕の大好きな君の声だけを ずっと ずっと…
夢の中で今宵もあなたを待つ 現実でも 夢の中でも 忙しいあなたと長らく会えていないから 最後に顔を見たのはいつだったのかさえ 思い出せない位に… あなたと会えない日々を過ごして 私の中から少しずつあなたが あなたへの想いが薄れていく あなたと重ねた日々は… まるで幻だったように思えてくる 夢の中でさえ叶わない逢瀬 あなたと私の仲を阻む見えない存在 今宵も来ないあなたを待って 夜は更けていく
「やっぱ、ビール最高に旨いわ」 隣で呑気に生ビールのジョッキを飲み干してる男に無性に苛立ってる自分がいる。 「なぁ天音。今日、無口やけど何かあった?とりあえずコレ旨いから食べてみ?」 不機嫌丸出しの私に自分の食べてた串焼きをスッと差し出してきた。 「何これ?」 「ちょっと食べてみ?」 「うまっ。げっ。舌びりびりしてきた!山葵めっちゃ入ってるやん。」 鶏ももにたっぷり山葵を塗って海苔で巻いて焼いた物みたいだ。 「けど旨いやろ?」 「うん。何か癖になる味やな。」
出先で買い物してた時に、売り物のソファに座ってみたらネムミンが降り注いできたよ。 もうダメ‥ いつもなら起こしてくれる友達も、夏休み疲れ?昼夜逆転生活続きでネムミンにあらがえないようだ。 ちょっとここで寝てもいいですか? そのまま意識がフェードアウトする二人。 数分後‥‥ 「お客様!大丈夫ですか?」と店員に起きるまで呼びかけられましたとさ。 店員さん何回くらい呼んだんだろうね? 最初夢やと思って寝ててごめんなさい。 でも眠いから寝かせといて欲しかったなぁ…
恋人が仕事に行くのを見送るって 幸せな瞬間なんじゃないかって ずっとカン違いしてたかも 仕事に行くあなたに気をつけて行ってきてねって声をかけた後 自分も自分の日常に戻って 普通にしていられたはずだったけど 最近は行ってらっしゃいを言うのが寂しくてたまらないんだ あなたが私のいない世界に旅立つのが辛いんだ 私の手の届かない場所に行ってしまうのが嫌なんだ ずっと一緒にいたいから ちょっと離れただけで悲しくなって 涙が止まらなくなる 体温を感じられる距離に
お酒を飲みながら大きな夢を語っていた君も ギターを弾いて歌う君も スーツで走り回っている君も みんな みんな君だから愛しく思うんだ 昔話をしていつもより飲みすぎた君は酔いつぶれて先に眠ってしまった 静かに眠る君の寝顔は夢を追いかけてたあの頃と全く変わっていない 大切な夢の欠片を胸に抱えて君が大人になっていく あの時はもっと輝いていたのになぁとか云わないで欲しい 今の君は昔とは違う輝きを放っているんだよ あの頃よりも少しだけ穏やかになった君のとなりで笑っていら
君ってヤツは本当に、ズルいというか、あざといというか… ラーメン食べながらライヴ配信しても可愛いなんて…本当、意味わかんない! 幸せそうにラーメンを食べる君を眺めながらビールを飲んでコメントをしているんだけど… 目の前に君がいると錯覚しちゃう位に、動く君は可愛くて、無邪気でさ… 瞬きする間もなく画面の向こうの君をずっと眺めてしまう。 幸せそうに、大口開けてラーメンをすすり込む君が可愛くて可愛くて…たまらなく好きなんだ。 この気持ちは君に届くはずもないんだけどね。
ふたりでおそろいの浴衣を着て 手を繋いで夏祭りに出かけよう 最初に食べるのは焼きそば? それともベビーカステラ? りんご飴もいいよね… 花火が始まる前に人ごみを離れて 私だけが知っている とっておきの場所に案内するから 一緒に花火を眺めながら 何を話そうか? 今年の夏はきっと… 今までで1番楽しい夏になる そんな予感がしている
あの頃のボクたちは、ただ毎日笑って過ごせたらそれだけで良かった。 何を考えるでもなく、嫌な事や面倒事からは目をそらして… 今を生きている。 それだけだった。 キミがため息をついている理由も、たまに見せる憂い顔の原因も追求する事なんてなくて… 日々流されて、ただただ時間が過ぎていったのだ。 キミへの熱い想い、失くした夢への燻った想いを持て余しながら流されていく毎日が過ぎていく。 そんな日々の中、流されていくうちにボクは色んな感情を失ってしまったようで… 目の前に
「やっぱうちらは運命なんよ…」 「お姉ちゃん… いきなりどうしたん? 何の話?」 「私と海君は運命の相手だって事だよ! うちらは運命の赤い糸で結ばれてるって事!!」 職場恋愛していた彼氏が家の都合で地元に帰り、遠距離恋愛になってからは毎日ため息をついてばかりだった姉が今日は何故か生き生きしている。 彼氏からプロポーズでもされたのだろうか? 違ったら気まずいから、とりあえず様子を伺っておこう。 「いきなり運命の赤い糸で繋がってるとか言われてもさぁ、赤い糸って見
偽りの世界 乾いた笑顔貼りつけて 今日も笑う哀れな人間 それが僕だ 現実を見つめるのは苦しいから ずっと目を背けて続けてきた 夢の中で暮らす日々を重ね 本来の自分なんか とうに見失って 何も映さない硝子玉の瞳は 哀しみ色に染まってく 空っぽでひとかけらの魅力もない こんな僕を好きだって云う 君の事が1ミリも理解できない
毎日投稿やめて気まぐれ投稿に切り替える事にしよう