もう昨日のこと。
眠れない。
最近の寝る時のお供、新潟住みます芸人・チカコホンマさん(通称:ちかぽん)のYouTubeを子守唄のように聞いてみたけれど、1時間40分のYouTubeすら終わった。
私はいまの東京の職場に、2020年春、華々しく着任したが、大阪支社では一回り年齢が上の男性が同時期に着任していて、勝手に”遠距離同期”と呼んでいる。
その人は昨日、なんだか見るに素晴らしい論文みたいなものをメールに添付してあらゆる関係者に共有していた。午前2時頃。
その時、東の同期である私は、佐伯ポインティ(通称:ポ)の猥談YouTubeを見ていた。東西の差。脳内の差。でも、俗を知ってからの聖の方が、個人的によいと思っているからヨシとした。
そして夜。
大好きな又吉直樹さんが「月と散文」という有料サイトを開設した。節約に節約を重ねて食べ物も少なな私が、月額1,000円をなんの躊躇いもなく支払った。多分一番乗りだとおもう。
毎週更新されるというエッセイや俳句。第一回目のを拝読して、泣いた。理由はあれこれあるけれど、私は今の人生を歩む、ずっとずっと前から、この人の文章を読んでいたような気がしている。
YUIの「Your Heaven」に、
あなたの声聞いていたわ
辛い夜を 越えていけば いつか分かる
そう歌っていた だから私 信じてきたの
という歌詞があるのだが、これはビバ私のこと、と言っても過言ではない気がしている。信じてきたから、生まれてきたの。
実際に、又吉さんの文章を読んでいたら、本そのものを口にふくもうとしていた時があり、我に返った夏の日もあった。
自分を救ってくれたものや存在を、ずっと大切にしていきたいですね。
あとは大好きなカップル、れなつさんが、これまたYouTube内で婚約していた。会ったことも話したことも無く、ルーティーンを眺めていただけなのに、2人の人生の1頁に勝手に立ち会い、勝手に泣いた。おめでとうございます……!
フジロックのCHAIの演奏も観た。
4年前、最寄り駅で彼女たちを見かけたことがあった。かわいい。全身からピンクを放っていた。
フジロックでの最後の言葉が印象的だった。「不安で眠れない夜もある」。そんな高い声で言われたらお姉さん泣いてしまう。あなたたちのピンクを維持して守りたい…と切なくなった。
目で見える苦しみと戦う人にも、目で見えないものと格闘する人にも、そろそろ太陽が昇る。
私はまた今日(明日)も元気なのに、吐くのが怖いんだろう。※恐怖症のため。
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