わたしはちぎりパンです
彼との生活の朝ごはんはパン
準備も片付けも面倒で、片手でぱっと食べれるから毎朝パンを食べています。
でも自由の身の私
自由だけれどお金が無い私
お金は無いけれど時間はある私
だから作ってみたくなるのは当然な気がします。
パンを作ると恐らく1つ当たり100円もしない。
初めてのパンは混ぜるだけ
そして2回目はフライパンでのちぎりパン
中身はチーズ、ちょこ、シロップ、ごまチーズ…あるものを適当にかつ欲張りに。入れて丸める。
ベーコンとか枝豆とかいいよね。今度やる。
ちぎりパンってたぶん何を入れても良い。
そして何を入れても美味しい。
正解も不正解も無い。
どれも美味しいからおっけいってテンションでいける。
冷蔵庫で眠っているものも、食べ飽きたお菓子も、
なんでも入れてしまえばいいと思う。
焼いてしまえば食べるまで中身は分からないのが多い。一つ一つ美味しく食べれる。中身を変えればまた違う楽しみ方ができる、悪魔のおにぎりならぬ悪魔のパンの完成。
彼と一緒に「美味しいね〜」「またやろう!」と食べ進める。
それで思ったのだ。
欲張りできるちぎりパン
私はちぎりパンそのものだって。
私はとにかく欲張りなのだ。
詰め込みすぎの人生は欲張りだからなのだ。
あれもこれも興味がある。
進めていくと違う分野との繋がりが見える。
または経験あるものとの結び付きを感じる。
そこから新たな分野や昔のことを引っ張りだして、いろんな方向へ伸ばしていく。
旅1つ取っても、きっかけは世界遺産。
幼い頃から好きだった歴史的な建物たち。
学生時代は文理関係なく歴史の勉強に力を入れた。
大学生で世界遺産検定を取った。
お酒が好きになって、旅では地酒を探す。
カメラを持って写真を撮るのにも精を出す。
私にとっての“旅”は
世界遺産で、お酒で、カメラでもある。
世界遺産からもお酒からも、まだまだ枝は伸びていく。
これはまさしく、ちぎりパン。
ひとつに選べないから全部を入れてしまう。
そしてどれも結局美味しい。
全部全部、美味しくて楽しくて、魅力的なんだよね。