嘘

何が本音で何が建前か
どれが嘘でどれが真実か

わからないように混ぜ込まれたAとBを
目の細かいふるいにかけ
綺麗に分離させることが得意だ

残っているものは何か
さらさらと零れ落ちたのは何なのか
果たして？と思うまでもなく
最初から予想がついてしまう

嘘だとわかる話を平然と聞きながら
嘘をつく「理由」の方を探ってしまう

建前だよなぁと思いながら
見え隠れしている本音が言えない「背景」ばかりが気になる

何故そうなのだろうと思うこともあるけど
シックスセンスという「特性」的な見方なのだろうか

普通はどう判断しているのだろう

そんなことを思っていたのだけど…

分離させることが得意ということは
見分ける目があるということで

見分ける目があるということは
その違いを明確にわかっているから

違いを明確にわかるということは
そのどちらも知っているからだし

どちらも知っているということは
わたし自身の中にその両面があるということ

「二重人格」
よく言われるけどそうなのかな

主義主張はハッキリ言うタイプなので
「本音と建前」という感覚はなく
夢と現実
仮の自分と素の自分
２つの人格を行ったり来たりする感じ

気まぐれ　優柔不断　
そんな「気分的」なことでもなく
明確に確実に「ふたり」いる

もしかしてみんないるのか⁈

究極の嘘つきはわたしなのかも知れない

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