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「全国最中図鑑」43 首里城最中(沖縄県那覇市)

首里城は琉球王朝の王城で、沖縄県内で一番大きな城である。2000(平成12)年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された(城自体は何度か破壊されて復元されており、世界遺産としての登録は「首里城跡」となっている)。2019年10月31日深夜の火災により、正殿をはじめ復元されていた多くの建築物と工芸品などが焼失したニュースは記憶に新しい。3年後の2022年11月3日、正殿復元が開始された。
その焼失前の首里城をモチーフにしたのが、デパートリウボウのオリジナル菓子「首里城最中」。もなかとしてはかなりの大きさで、堂々とした正殿の姿を表した逸品である。
製造元は小豆の味に定評のある菓子店「あわ家惣兵衛」。黒糖味、シークワーサー味、紅芋味、塩あん味の4種類があり、どれも食べごたえがあって美味しい。
沖縄のシンボルである首里城の復興を願って、売上金の一部が復興支援金として寄付されている。

樂園百貨店
那覇市久茂地1-1-1 デパートリウボウ2階


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日本を代表する和菓子の一つである「最中」。香ばしいパリパリの皮とともに餡を頬張れば、口の中にふわっと広がる品のよい甘さ。なんとも幸せな気分になるお菓子です。編集スタッフが取材の途中で出会った最中のなかで、ユニークで忘れることのできないご当地最中を紹介していきます。