キッチンばさみで丸鶏をさばく
また丸鶏をさばく機会が巡ってきた。
私は鳥恐怖症であり、まだ完全克服とは言えない状態。
カナダ・モントリオールの食品インフレ率は5.8%。ひやぁ~!
全体的に値上がりしたなと感じたタイミングでやってきたセール。1.2キロ弱のオーガニックの丸鶏を手に取る。
今回は、キッチンばさみを使ってスパッチコック(平たく開く)にチャレンジしてみた。背骨の部分に沿って切っていくだけのはずなのに、実際にやってみるとなかなか切れない。なんとか背骨を取り除いたけれど何だか仕上がりが違う。作業を中断し、違う動画を探してみてやっと納得できた。
胸骨を包丁でカット!ってことは、キッチンバサミだけでは難しいということか。
★注意
小ぶりの若鶏がスパッチコック向き。2パウンド(0.907キロ)以下を選ぶのがコツ。
平たく捌いた丸鶏は、ポルトガル風のピリピリチキンにする。
参考にしたのがこちらの動画↓
ピリピリソースの作り方
にんにく 4片
オリーブオイル 1カップ
酢 1/2カップ(バルサミコ酢、りんご酢、ワインを混合)
レモン汁 半個分
唐辛子粉 大さじ1
塩 小さじ1
こしょう 小さじ1弱
タイム 小さじ1
パプリカ 大さじ1
スモークパプリカ 小さじ1
上記をミキサーで撹拌する。
チキンをピリピリソースで一晩マリネし、190度に熱したオーブンで
約1時間焼く。
ジューシーに仕上がったし思ったよりも辛くなかったけれど、大量のオリーブオイルで胃がもたれそうになる。改良の余地あり。
夕食のあいだ、いつもとは違って静かだったパートナー。口に合わなかったんだろうか?時間かけて作った晩ご飯のわりに、わずか30分で終了した。
後片付けする頃になって、彼が小さな声で
「肉が小さかったね」
とつぶやいた。黙って食べていたのは量が少なかったからなのか。
1.2キロの丸鶏からとれる胸肉は薄い。だから、パートナー用に手羽つき胸肉を2つ盛り付けたし、大きなグリーンサラダも用意した。ローストポテトもドーンとたっぷり添えた。それでももの足りないのか。
西洋人と東洋人の食文化の違いを改めて知ることとなる。