子どもファースト!?私の気持ちはどうなるの!?
学童保育で働いていた時の話です。自閉症の子がいたので、県の委託で特別支援グループの先生の巡回指導がありました。
自閉症の子に見えている世界、定型発達の子にはない不安、安心できる物的・人的環境づくりに教えてもらいました。
なぜこんなに毎日トラブルが起きるのか(喧嘩したり、泣き叫んだり、出奔したり、etc)先生の説明になるほどと納得し、支援の道筋が見えた思いでした。
ところが一人の職員にとってはそうではありませんでした。その職員は日頃から子どもとも職員ともトラブルが起きやすく、お迎えの保護者にその子の問題を直訴してしまったり、今回支援対象の子とも揉めることがあり、叩かれたり、唾を吐かれたり。。。
巡回指導の先生がひとしきり発達特性と環境づくりについての説明を終えたとき、彼女は
「じゃあ、叩かれたり暴言をはかれた私の気持ちはどうなるんですか?」
と言いました。何を言うんだこの人は!という衝撃もあって、先生の回答はまったく頭に残らなかったのですが、今になって思い返すと、この方のインナーチャイルド、決して受け止めて充たされることのないまま悲しんでいる子どもの心だったに違いありません。
子どもは困っているとき、自分が何に困っているわかりません。目に余る言動に、平常運転を続けたい大人は圧を上げて、自分の描いているルーティーンに力づくで現実を近づけようとします。
大人だってやりたくない日常を歯を食いしばってやっているんだから、子どもだって我慢をするのが当然のこと!
こんなこと許していたら自分を支えているセオリーが成り立たなくなってしまいます。
子どもの素行は決して単独で悪くなることはありません。問題行動の背景には絶対に何かしらの困りごとがあります。
ですから、ここはむしろ反対に減圧し、その子の日常を観察して、分析して、解決するように環境を変えるのが大人の仕事です。と思えるようになるとモンテッソーリメソッドの出番です。
しかしこれがアダルトチルドレンには非常にハードルが高い。子どもの気持ちを100%受け止めるには、親も、先生も、”アダルトアダルト”に成長していく必要があります。
「私の気持ちはどうなるんですか?」と言った、私より15才ぐらい上の女性に当時私は「おいおい、私も仕事としてちゃんとやるんだからあなたもちゃんとやんなさいよ」と思いました。
今だったら、この人の気持ちもあとで聞いてあげようとか思い直せそうなのですが、(いや、無理かなw) 当時は軽蔑一択のアダルトチルドレンでした。
どれも事態をよくしない
打開策は、 #トラウマケア からの #モンテッソーリメソッド
#モンテッソーリ 以前の話
学童保育を辞めて #インド に #留学し 、現地で #教育実習 へ行ったとき、同じコースを出た先輩が「 #ペアレンツエデュケーション やってるんだけど、なかなか #モンテッソーリメソッド の話に到達しない」と言っていました。#裕福 な区域の学校でのこと。 #アシュラム に併設されていた学校の子どもたちがいちばん仕事していました。