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エッセイ

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自分の身に降りかかったこと、日々生きてて思うこと、楽しいこと、感じること、世界の流れに身を投じて思ったことをここに。 少しの時間、私のたわごとにお付き合いください。 ※番号は…
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#孤独

39:それとぞれ

幸せの価値観なぞ、 人のそれぞれで、 まして、2人ぞ 合わぬがオチや。 2人俯く公園。 君がいると、聞いてだな。 まあその話はよそう。 君は自然が好きだって、 故郷思うからとまた言う。 コンクリの、 四角い空に慣れた僕。 バツが悪い故郷は、 ド田舎だ。 家を持たなくてもいいかなと思う。 君は家を持ちたいと言う。 子供は2人欲しいとねだる。 君は男の無知を叩く。 怒らないで欲しいと思う。 君は怒って、そっぽを向いたまま。 ウザいと思われたか

32:心待ち

心待ち。 心からその事象を待つさま。 なんて素敵なのだろうか。 自分の内情を表に出し、 相手のことを真に思い、 その事象のために、内をさらけ出す。 心の声は大きい。 もう1人の自分が、中で叫び続ける。 最高の共鳴が、 心待ちである。

31:合鍵

昨日彼女の家に泊まった。 付き合って直ぐに、こんなに泊まるとは思わなかった。 いつも大変そうな君を見てると 手を貸したくなる。 でも君は拒否して、自分のためだと言う。 芯の強い、素敵な子だ。 昨日歯ブラシを貰った。 鏡の前とぼやけた視界。 2人並んで歯を磨く。 君の歯並びは世界一。 昨日合鍵を貰った。 よく来る僕に、コレッ。 と渡した。 僕はそれを自分のキーホルダーにつけた。 ふたつの鍵が 重なり、ぶつかり、寄り添っていた。 別れ、黄昏時の帰り