自分の感覚を信頼するという事と、日本人の顎が硬い理由
題名がまとまっていませんが今日はこの2点について書きます。
実は私、現在自分の声とメンタル面での内観を繰り返している。これは全くネガティブな意味ではなく、かなりポジティブなアプローチではあるのでご心配なきよう‥と言っても本当にこの記事は自分の呟きの範疇のとどまって居るので、マイペースに今日も書いていきたい。
さて、声というのは自分のメンタルにかなり左右される事は動画でも話ているのだが、実は自分の声が最近かなり良い調子なのである 笑。コロナでレッスンも大してしてこなしていないのだが、”自分ペース”にシフトする事がこんなにも心の健康に良いのものなのかと実感している。というのも、ここ最近の私は、レッスンのためのレッスンになりつつあった。せっかくイタリアの生活、イタリアでのレッスンを受けていたのに。。
そう、どうやら私は、恩を返すという忠誠心みたいなモノが、師弟関係になったとたんにスイッチオンになるらしく、無意識化で自分の首を絞めていた。
言われた事を忠実にできない自分に納得いかず、練習の質を落としていた。はい、そうエンパス体質なので笑。個性的な師匠に巡り合う確率が高く、なぜか、その師匠の元でもがく自分と向き合うという構図。自ら苦しみを選択して居るかの様だった。
しかし、まあコロナ以前から、少しずつその自分の師弟関係癖みたいなモノから距離を置き始め、その後のコロナ、そして日本に一時帰国。はい、まだ、日本におり、卒業試験もできそうにないし、そろそろイタリアに入国する人も居る様だが、入国後又2週間隔離はあまりにもったいなく、、さらにはヴァカンスシーズンに入る事もあり、やる事が限られてしまうので日本に居る方が今は有効的だと判断した。
さて話を戻すと、そんな日本にて、”自分ペース”で声と向き合う事がこんなにも心地よいのかと実感中。原因や問題が全て自分に中にあり、師匠にこう言われた、と誰かのせいにする理由もない。そして、ありがたい事に、とってもフェアな感覚の素晴らしいイタリア人師匠との出会いもあった。彼女とのオンラインレッスンもこなしながら、自分で”決めて”自分の感覚をもとに全て進める事ができる感覚が、私には大変効率的であったし、彼女をそれを何より尊重してくれた。時間きっちりに始まりきっちりに終わる。レッスン以外の余計な事はその場にはなく、メンタルもフォローしてくれつつ、おそらく精神性の世界の意識や意図の領域を理解して居る様に見受けられる。
そしてそんな声が好調な私は、もうあと一歩!という声のブロックに悩んでいた。私、顎がめちゃくちゃ硬いのだ。ずいぶん改善されたのだが、やはりどこか重い鉛の様な感覚が残って、声が若干硬くなる。
日本人の声の硬さというのは、根本が、日本語の言語の扱い方と、さらには、高い声で話すロリコン文化、ヘルツ数の低さが原因にもなって居る。英語や、イタリア語フランス語なんかは、日本語の125〜1500ヘルツに対して、2000〜1万2000ヘルツほども音の幅があり、その分口腔内の筋肉を沢山動かして喋る。
そんな言語の影響と、ワビサビの文化、内に籠る日本の文化の副産物として?日本人は顎が硬くなる傾向にある。最近の20代の若者は若干その傾向が薄い様に感じるのだがまだそれは調査段階笑。(マニアックな一人研究会なのである)まあ総じて、表情筋の使い方やそれに準ずる身体の筋肉の使い方、姿勢に声の硬さの原因があると思われる。
それは動画でも喋って居るが、そんな中、私は今まで自分で仮説を立て→実験をくり返してきたのだが、正直実験をしすぎて、あとは師弟関係のストレスやらで半年前までは声は絶不調だった。それこそ、みるみる声は硬くぶら下がっていた苦笑。
で、現在コロナ期間で声に向きあっていた所、何と、、そのもうあと一歩、という声の硬さを改善する方法を発見したかもしれなく、一人興奮していた。これは、元々難なくできる人にとってみたら何ら問題のない事なのだろうが、この症状に悩んで居る日本人は割と多いのではないかと思っている。そして、さらには健康や美容にも良い、という一石二鳥三鳥の効果まで感じられる。
これはまだ、自分のみで実験しているので、なかなか不特定多数の人に今公表できるほどうまく説明が出来ないのだが、本気で解剖学も学んでいきたいと思っているほど。
それこそ、例えばスポーツ科学に比べて、声についての研究はまだまだ発展途上だと感じている。ヒントになったのはやはりスポーツ科学で、より良い記録を出す為に、どう研究し身体を鍛えていくか、という観点から、私の身体や声の傾向からアプローチしていった。
この様にピアノの前でにらめっこである。
そして、私の生徒さんへ先日伝えたこと。それは、一回一回、声を出す時、"ご自身の感覚を信頼してあげて下さいね"ということ。ここすごく重要で、そこを信頼してあげてないと、どんなにアドバイスもらっても、それすら信頼できなくなるから。できても、その自分の感覚を信じてあげられないから。
これはどの分野でも一緒、生きて行く上でとても重要なことなのではないかなと思うのです。
ああいつか、専門の方と声について研究できる機会が得られたらいいなあと夢を膨らませて居る私なのである。
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