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【ルーツ旅🌺高知編・一族の末裔にバトンを渡す①】Z村への旅まとめ✨

前回、高知県のZ村であった出来事を書いてから、もうすぐ8か月がたちます。そろそろ続きを書かないと次の旅が始まってしまいそうなので、再開することにしました😅

私はこれまで4回にわたり、切腹した戦国大名・筒井定次の末裔がまとまって住むというZ村を訪ねました。読んでいない方のために、これまでのストーリーを簡単にまとめますね✨

①なぜか出張先で、トントン拍子でZ村にたどり着いた


あれは2018年の秋。私は仕事で1週間、高知県に出張しました。その際、同族会のX氏から、Z村に筒井氏の末裔がたくさん住んでいるらしいと聞いたのです。

その2日後、たまたま出張先の業者さんが、Z村の隣町に行くことになり、同行した私は、業者さんのはからいでZ村にたどり着きました。

そこで私は、近所の筒井さんたちに、筒井氏の伝承を知らないか尋ねてまわります(ここから私の行動力がやたらとアップしたような😅)。

帰りに立ち寄った役場では、翌月、筒井氏ばかりが集まる神社のお祭りがあると教えてもらいました。

②山奥の神社で、筒井氏の末裔たちと出会う

翌月、私は同族会のX氏と一緒にZ村を訪ね、山奥にある春日神社のお祭りに参加しました。このお祭りは約400年前から、筒井氏の末裔だけが参加して行われているのだそう。

ここで私は、筒井K太郎さん(80代)と出会います。

③小学生の娘と夏祭りに参加する

翌年の夏、小学生の娘と一緒に再びZ村へ。神社では、本物の鎧兜(よろいかぶと)を身につけるという珍しい体験をしました。

お祭りのあと、私はK太郎さんからある話を聞かされます。

それは、かつてこの村へ落ち延びた筒井定次が姿を消したあとに亡くなった、7人の郎党のお墓が近くにあるというものでした。
次回のお祭りに私が参加すれば、K太郎さんがそのお墓に案内してくれるといいます。

④山奥の神社で見た「龍」と「7人の郎党の墓」

数か月後、私はまたZ村を訪ね、秋祭りに参加しました。

濃い霧に包まれた山奥の神社でお祈りをしているとき、私は一瞬、目の前を黄色い龍がサーッと横切るのを見たような気がしました。

そして、K太郎さんが200万円で買ったという本物の刀剣を手に持たせてもらうという、これまた貴重な体験をさせてもらいました(ちょっと怖い💦)。

その後私は、K太郎さんに案内してもらったY神社で、「7人の郎党の墓」を目にします。

しかし、自然石で作られた墓石は、いまにも落ち葉に埋もれてしまいそう。このままでは、そのうち誰もこの貴重な伝承を知る人がいなくなると、私は強い焦りを覚えました。

このことは、どうしても伝えなければいけない。世間の人々に、筒井の一族に、少なくともZ村の筒井氏の末裔には、どうしても知ってもらわなければいけない。

この伝承を彼らに引き継ぐのが、私の使命だ。

私はそう強く思い、東京に戻りました。

▼それから「後継者探し」が始まった

その後私は、どうやってこのことをZ村の筒井一族の末裔に伝えればいいのか考えました

Z村で会ったのは高齢の方ばかりだったので、もっと若い人たちに知ってもらわなければいけない。でも、どうすればそんな相手と出会えるのか……。

悩んでいたとき、以前オフ会で会ったルーツ探しの仲間とともに、筒井氏について勉強する会を立ち上げることになりました。

そして、ここから事態が急展開し、またしても新たなドラマチックな旅が始まることになったのです。

(続く)
▼次回の話②

▼高知への旅の始まりはこちらから

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