駆け出しwebライター必見!発注者が本音で語る「依頼したいライター」の特徴
私たち「ものかき大学」はオンラインのライティングスクールであると同時に、毎月多額の外注費をWebライターの皆さんにお支払いしている発注者でもあります。ライティング業務を依頼し始めて数年が経ち、「継続して案件を依頼したいライター」にはどんな特徴があるのか、データが蓄積されてきました。
「単発で依頼が終わってしまうのが悩み」
「年単位で続く長期案件を獲得したい」
「クライアントに『次もお願い!』と頼られるライターになりたい」
現在200名以上のライターが在籍するものかき大学でもよく聞くこれらのお悩みに応えるべく、「継続的に執筆を依頼したいライターの特徴」を本記事で大公開します。
発注者がどんな情報を重視して依頼するライターを選んでいるのかを知れば、ライター活動で気を付けるべきポイントがはっきりとわかります。それでは、発注者の視点に迫ってみましょう!
Webライターなら知っておきたい!クライアントワークの5つの大前提
仕事を獲得するには、クライアントワークの基本事項を理解し、実行する必要があります。これらの基本を理解し実行できて初めて、発注者(クライアント)との信頼関係を築くスタートラインに立てるからです。
発注者は、信頼できない人には仕事を依頼しません。まずは5つの大前提を押さえて「この人になら仕事をお願いしても大丈夫だ」と発注者に思ってもらい、継続案件につなげていきましょう。
①納期を守る
納期とは、仕事の締め切り日。いわば、発注者との約束です。約束を守るのは、人として当然のことです。必ず守るようにしてください。万が一間に合わない場合は、早めに連絡をしましょう。
②円滑なコミュニケーションをとる
発注者が望む原稿を作るには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。疑問点があれば確認し、定期的な報告を行いましょう。お互いの認識のズレや誤解を防ぐことができ、信頼関係を築けます。特に、チャットツールなどテキストコミュニケーションは誤解が生じやすいため、注意が必要です。
③フィードバックを素直に受け入れる
発注者からのフィードバックは、原稿をより良くするためのものです。修正があるからといって、あなたを否定しているわけではありません。フィードバックを前向きに受け入れて改善に努めると、原稿の質が高まります。発注者は、その姿勢や結果を評価しています。
④仕事に対する責任感を持つ
引き受けた仕事に最後まで責任感を持って取り組むことは、社会人として当たり前のことです。内容の複雑さや報酬の額に関わらず、成果物に責任を持ちましょう。万が一ミスがあったとしても、責任感を持っていれば適切に対応できます。
⑤秘密保持契約など契約内容を守る
契約内容をしっかり守ることは、信頼関係の基礎です。特に、秘密保持契約が守られないと、発注者自身の信用問題にも関わります。情報の取り扱いには細心の注意を払うようにしてください。
発注の決め手の9割はポートフォリオ
ポートフォリオとは、執筆実績や得意なジャンルなどをまとめたものです。期待通りの原稿を執筆できるライターかどうか、発注者はポートフォリオを見て判断します。ライター選びを間違えると時間もお金も無駄になるため、ポートフォリオは発注者にとって重要な指針です。特に、執筆実績はライターの実力を客観視できるため、発注者にとって安心材料となります。
これだけ大事なポートフォリオですから、ここで手抜きをしているライターはまず信用されません。発注者がポートフォリオを見るメリットだと感じている6つのポイントを紹介します。この6つのポイントを満たすポートフォリオを作成しましょう。
①ライティングの実力がわかる
「私は〇〇ができます」とただ書かれるよりも、実際に執筆した記事を読む方が実力がわかります。文章力、構成力、テーマへの理解力など、一つの記事から多くのことが読み取れるからです。
「まだ仕事を獲得できていないので、見せられる実績がない」という声をよく聞きますが、心配いりません。サンプル原稿を書いて、実力を示しましょう。
②得意ジャンルが明確になる
ポートフォリオに掲載されている記事のテーマやジャンルから、ライターが得意とする分野や経験が豊富なジャンルが明確になります。たとえばクレジットカードや資産運用に関する記事が多ければ、金融ジャンルの得意なライターだと発注者は判断します。
応募する案件のテーマやジャンルを得意とするライターだと思ってもらうには、近しい実績をポートフォリオに載せることが重要です。
③SEOやマーケティング知識の有無がわかる
SEOを意識した記事や、マーケティング視点が必要なコンテンツがポートフォリオに掲載されていると、SEOやマーケティングスキルのあるライターだと判断できます。
これらのスキルが求められている場合は、必ずポートフォリオにスキルを証明できる実績を載せましょう。
④独自のライティングスタイルを把握できる
文章にはその人らしさがにじみ出るものです。同じテーマやキーワードで書いても、他の人と全く同じ文章にはなりません。文章のトーンや使う言葉の選択、全体の構成や視点がライターによって異なるからです。
発注者の求める方向性とライターの持つ個性が一致すると、お互いにとって有益な契約ができます。
⑤実績によって信頼性を高められる
ポートフォリオに掲載された実績で、ライターが過去に関わった案件や取引のある他の発注者の情報がわかります。特に大手の発注者との実績がある場合、信頼度が増します。
ポートフォリオに他の発注者名がわかる記事を載せるときは、許可を得たものを載せるようにしてください。
⑥依頼前のミスマッチを防げる
どんな記事を執筆するライターなのか、事前に成果物を見てから仕事の依頼をできるため、期待する内容や品質とライターの実力が見合わないなどのミスマッチを防げます。また、ポートフォリオ自体のクオリティやポートフォリオ提出の際のやりとりなどでライターの姿勢や人柄がわかることもあり、円滑な取引につながります。
ポートフォリオに掲載した記事だけでなく、ポートフォリオそのものやコミュニケーションも気を抜かずに対応しましょう。
発注者が即決するライターに共通する特徴
「他の発注者に取られる前に自分の発注を引き受けてほしい」と発注者が思うライターには、共通点があります。それは「ライターが書いた記事や作ったコンテンツによって、成果を上げた実績がある」ことです。
発注者がライターに文章を依頼するのは、最終的に自身や自社の収益を増やすため。収益を増やすことにつながる成果を出せるライターには、すぐにでも仕事を依頼したいというのが発注者の本音です。
成果を上げた実績のあるライターの特徴をくわしく解説します。
①売り上げへの貢献度が実証されている
書いた記事によって商品やサービスを売り上げた実績は、そのライターの文章が読者の購買行動を実際に促した証拠となります。これは、発注者にとって非常に信頼できる指標です。
②ターゲット層への訴求力が高い
どんな事業にも、商品やサービスを購入する基盤となるターゲット層が定められています。売り上げにつながる文章を書けるライターは、そのターゲット層のニーズや心理の理解に優れたライターだとわかります。
③成果を意識したライティングができる
商品やサービスの購入、資料請求、ニュースレターへの登録などの成果を上げられるのは、ただの情報提供ではない文章を書けるから。さまざまなビジネスの目標を達成する文章が期待できます。
④データに基づいた改善力がある
売り上げ実績などの成果を達成できるライターの多くは、記事の効果を分析して改善を繰り返した経験を持っています。そのため、CVR(コンバージョン率:記事を読んだ人の中で、商品購入など目的の行動を達成した人の割合)の向上を意識した構成を作れたり、惹きつけるキャッチコピーをつけたりすることが得意だと予想されます。
⑤発注者のビジネスについての理解度が深い
文章で成果を上げるためには、発注者のビジネスを深く理解して適切なメッセージを発信する力が必要です。ビジネスへの理解度が深いと、発注者に対して寄り添った提案やサポートが期待できます。
実績がないライターは、経験でカバー
ここまで読んで、「やっぱり実績がモノをいうのか」とがっかりしていませんか?たしかに、影響力の大きな発注者の元で執筆をした実績や、売り上げた経験などはライターにとって強い武器です。
しかし、実績がまだない駆け出しのライターでも、発注者の目に留まることは可能です。しっかりと経験をアピールして、発注者の期待に応えられる人材であることを伝えましょう。発注者が「実績はまだないけれど、このライターなら仕事を任せたい」と思うポイントを5つ紹介します。
①基礎がしっかりしている
駆け出しライターの場合、ライティングの知識をどれだけ持っているかで大きな差がつきます。たとえばライタースクールで文章構成、SEO、マーケティングの基礎を学んだ経験があるライターなら、質の高い文章を期待できます。
②成長意欲がある
自ら積極的に情報をとりにいったり、フィードバックを生かしてどんどん成長したり、「もっと良い文章を書けるようになるぞ」という意欲があるライターは伸びます。日ごろから学ぶ習慣があり、改善のための行動ができるライターには仕事を依頼したくなるものです。
③トレンドや新しいツールに対応できる
学び続ける姿勢を持つライターは、未知のツールに対しても臆することなくチャレンジできます。時代に合わせた効果的なコンテンツ制作をしていくためには、AIツールや最新のマーケティングトレンドなどに柔軟に対応できるライターが必要です。
④自己投資を惜しまない
自分の学びにお金と時間を使える人は、プロフェッショナルとしての意識が高い人です。ライターの自己投資には、ライタースクールでの学習や良質な書籍を読むことなどがあげられます。自己投資を惜しまないライターは、仕事に対しても真剣に取り組むことでしょう。
⑤体系的なスキルを身に付けている
ライティングの知識はいたるところで解説されています。それらの知識を吸収して、自分に足りないスキルを補い成長していくことは、とても望ましい姿です。しかし、偏りなく知識を得るのはなかなか難しいもの。スクールを利用しているライターには、実務で必要なスキルを体系的に身に付けていることや、指導によって自己流のライティングが改善されていることなどが期待できます。
案件を依頼したいライターになるために今すぐできること
まずはクライアントワークの大前提を理解し、クライアントワークに対する心構えをしっかり持ちましょう。そして、いつでも案件に応募できるようポートフォリオを整えてください。基本となるポートフォリオを作っておき、応募する案件によって提示する実績などを変えると効果的です。
仕事を獲得するまでの間も、ライティングスキルを習得したり世の中の動きを追ったりと、意欲的に活動しましょう。経験したことをしっかり発注者に伝えられると成果につながります。
この記事を読んで自分にできることがあったら、実際の行動に移してください。未来を切り開くには、行動を起こすことが大事です。
追伸:少しでも早く継続案件を獲得したい方へ
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