ホントにイマサラだけど…Notionってナニ? できるコト/基本機能
どうも、こんにちは。
今回のテーマは「Notion(ノーション)」の基本機能について紹介していきます。
「イマサラ……!?」と思うかもしれませんが、わたしのまわりにはまだまだNotionを知らない/使ったことがない人がいます。
「これからNotionを使ってみようかな……」と思っている人が迷わず/悩まず/挫折しないように言語がしておこう! と思ったのがきっかけ。
沼りすぎてさまざまな内容(項目)を盛り込んだせいで、タスク管理がタスクになってしまいめんどくさくなってNotionから離れました。
そんな過去のわたしのような人に向けて「Notionってナニ? ナニができるの?」というテーマでまとめていきます。
Notionって……ナニ!?
Notion(ノーション)は、オールインワンワークスペース。
ドキュメント/ノート機能
タスクやToDo機能
メモ機能
データベース機能
プロジェクト管理やナレッジ管理機能
などなど
さまざまな機能がひとつのツールに盛り込まれた「オールインワン ワークスペース」です。
メモにも使えるし、タスク管理やToDo管理にも使えるし、ブログのような文章執筆もできるし、顧客管理やプロジェクト管理もできる。
Notionはこんな人におススメ
約2年間Notionを毎日使い続けてますが(途中半年間の挫折期間あり……)、Notionを使う人はこんな人なのかぁと思う人は以下の通り。
自分だけのタスク管理ツールを構築したい人
顧客管理やプロジェクト管理をしたい人
複数の情報(仕事のメモや集めた情報・ナレッジなど)を一元管理したい人
カレンダーやタスク管理・プロジェクト管理などで異なるアプリやツールを使いたくない人(ひとつにまとめたい人)
自分だけのワークスペースをゴリゴリ作りたい変態チックな人
正直なところ、タスク管理「だけ」をやりたい人にNotionは不向きだと思ってます。
タスク管理だけやりたければ、GoogleのToDoistとかGoogle Keepで十分。
スケジュール管理に関してもおなじで、スケジュール「だけ」を管理したいならGoogleカレンダーで十分です。
ただなんとなく「Notionが良いらしい」という情報に喰いついて使い始めると、使いこなせなくて挫折すると思います(わたしは完全にこのパターン)。
Notionはタスク管理やスケジュール管理用の画面が用意されているわけではなく(テンプレートはあるが…)、自分でゼロから構築するツール。
このような人にNotionは向いてないので、既存のアプリを使うことをおススメします。
Notionを使う理由がなければ使わなくても大丈夫です
Notionってスゴイ便利なツールで、ホントになんでもできます。
というより、できないことを探すほうが大変なほど、できることが多いです。
できることが多すぎるがゆえに「なにをどうしたらええのか、よくわからん……」という状態が発生します。
というのも、さきほどもお伝えしたように「Notionは自分の用途に合わせて、ゼロから画面を構築するツール」なので、目的や利用シーンがハッキリしていないとなにも作れません。
なんとなくYouTubeなどで情報を集め
見よう見まねで自分のNotionで作ってみて
完成した画面を喜んでみて
実際に使おうと思ったら
ぜんぜん自分の目的と用途に合ってなくて
Notionダメやん……ってなって使わなくなる
そんなオチになります(そんなオチになって半年間使わなかったのは、なにを隠そうこのわたくしです!)。
「今年こそ、タスクとスケジュール管理をしっかりやりたい!」なら、べつにNotionじゃなくても叶えられます。
まずは「自分に合ったタスク管理/スケジュール管理」を見つけ身につけてから、既存のアプリやツールでもの足りなさを感じてからでも遅くないです。
Notionでできるコト
Notionは「なんでもできる」と言っても、具体的な機能はシンプルです。
「なんでもできる」のは、ほかのツールと違って自由度が高いから。
基本的な機能を自分のワークスペースに組み合わせながら作っていけるので、その結果「自分だけのオリジナルワークスペース」が完成します。
ということで、Notionの基本的な機能を4つ紹介。
ドキュメント作成機能
タスク管理/ToDo管理機能
データベース機能
プロジェクト管理機能
1.ドキュメント作成機能
まずは、ノートやメモなどのテキストを入力できるドキュメント作成機能。
紙のノートやメモ帳に好きな文字を書くのとおなじような感覚で使える機能です。
日常のメモ
日記
思考や情報整理のために書き出す
レポートの作成
議事録の作成
ブログ記事の作成
などなど
☝このような感じで、自由に文字を入力して使えます。
たとえば……
✓ チェックボックス + テキスト
✓ 表 + テキスト
といった感じで、既存のアプリやツールではすでに用意されている部分を自分で作りこんでいくのがNotionです。
その基本部分が「テキスト」であり「ドキュメント作成機能」です。
2.タスク/ToDoリスト機能
2つ目は「チェックボックス」を利用したタスクやToDoリスト作成機能。
さきほどお伝えしたように、Notionの基本は「テキスト + α」なので組み合わせ次第でなんでも作れます。
⇩
おなじ「チェックボックス」でも、タイトルとチェックリストの内容を変えるだけで異なるチェックリストになります。
Notionの便利なところ、いや「Notionを使う理由」はココ!
テキストとさまざまな機能の組み合わせで、自分だけのワークスペースが作れることです。
自分だけのワークスペースを作る必要がない
作るのがめんどうくさい
覚えるのも面倒くさい
って人は、既存のアプリ(GoogleカレンダーとかGoogle Keepとか)を使ったほうが挫折しなくて済みます。
3.データベース機能
3つ目は「データベース機能」ですが、そもそも「データベースってなんやねん……」って人がいらっしゃるかと思います。
(わたしもそうでした……)
イマイチよくわからん……って思うのですが、データベース自体はシンプルです。
複数のデータをひとつにまとめたのがデータベース。
データベースを活用することで、Notionのさまざまなページ(おなじページ内でもOK)にデータを載せることができるようになります。
⇩
わたしのNotionの「noteネタ」のデータベースですが、記事としてまとめるための情報やサムネイル画像などの「データ」がまとまっている(左側)のがデータベース。
一度作ったデータベースはNotion内に保存されるので、さまざまなページに好きなビュー(見えかた)で表示可能です。
あくまでも参考程度で、わたしのnoteネタになりますが……
noteの記事として書きたいコトを書き出す
→ 思いついた時点でメモ代わりにタイトルを入れていく
→ 書ければ書く、書かなければ捨てる記事としてまとめるために情報を集める
→ 情報を集めたらチェックボックスにチェックを入れる集めた情報を整理する
→ 情報整理が終わったらまたチェックボックスにチェックサムネイル画像や記事内画像を作成する
→ 作成し終わったらチェックボックスにチェック記事構成に沿って内容を箇条書きで書き出す
箇条書きを見ながらnoteの記事を書いていく
→ 記事を書き終わったらチェックボックスにチェック読み返しをしてハッシュタグをつけて公開
→ 公開し終わったら公開のチェックボックスにチェック
→ 公開した記事だけが別のビューとしてまとまるようになってる
→ 公開日と記事のURLをデータベースに登録しておく
→ いつ、どんな記事を書いて、その記事はどれ? がわかりやすくなる
言語化すると複雑そうに感じるかもしれませんが、ひとつひとつの作業自体は単純作業でシンプルです。
可視化されることで抜け・漏れがなくなるだけでなく「自分がいつ、なにをやったのか?」が見えるようになり、モチベーション維持にも役立ちます。
今回は「note」を題材に紹介しましたが、仕事においてもまったくおなじです。
テキストを変えて必要な項目を追加/削除することで、自分だけのワークスペースが完成します。
4.プロジェクト管理機能
4つ目は「プロジェクト管理」ですが、これはテキストとチェックボックスとデータベースを活用した応用です。
プロジェクト管理をしている人にとって「プロジェクトやタスクの進捗状況」はきちんと把握しておきたいところ。
さきほど紹介したデータベースを活用することで、複数のプロジェクトを同時に進めていたとしても一元管理できるようになります。
テキストの入力(ドキュメント作成)
チェックボックスの作成
データベース作成(参照とビュー変更)
上記3つを覚えてしまえばプロジェクト管理は「応用」なので、テキストを変え、必要な項目を入れればいいだけ。
Notion自体はそこまで難しくないですが「そもそもNotion使う必要ある? それってNotionじゃないとできないの?」ってところを明確にしておかないと詰みます……。
なにせ「ゼロから構築する」必要があるので、なんにも考えてない人はあっという間に詰みます。
Notionを使うメリット
Notionのメリットはたったひとつです。
これだけで、これに尽きます。
Notionの情報(blogやYouTubeなど)を見てみると、やれ「便利だ」とか「〇〇〇〇〇がスゴイ」とか言われてますが、とどのつまり「自分だけのオリジナルページ(ワークスペース)が作れる」ってことだけです。
・・・なので、自分だけのワークスペースが必要ないって人は、そもそもNotionを使うべきではありません。
GoogleカレンダーとかGoogle KeepとかToDoistでも十分だと思います。
ただなんとなく「Notionって便利そうだよね」って気持ちで始めると、デキルことが多すぎる & ゼロから構築する大変さから挫折すると思います。
(過去のわたしがそうだったので……)
たしかに「便利」だし「すごいツール」なのは間違いないです。
ですが、それが「使う理由」にはなりません。
まとめ
ということで今回は仕事やプライベートで役立つツール「Notion」について、基本的な部分だけを紹介してきました。
厳しいことを言いますが……
「Notionを使ったからといって幸せになれるわけでも、目標や夢が叶うわけでもありません」。
Notionをつかってナニがしたいのか?
Notionじゃないとできないのか?
Notionを使うことでどんな結果になるのか?
最低でもこの3つを整理してからでないと、Notionを使ったところで……ってなるのがオチです。
Notionを使う理由・Notionじゃないとできないことを明確にしておかないと、ムダな時間と労力が発生します。
Notionを使うのは「手段」であって「目的」ではありません。
目的と手段が入れ替わらないように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。