【動画|抜取|考察】日本企業のモデルはもうだめだと思う!|NewsPicks|成毛眞with冨山和彦|日本企業×トランスフォーメンション|
どうも三代目です。
今日は私がよく見ているNewsPicksの動画対談の中からの抜取です。
かなり、びっくりする内容ですが自分なりの考察を入れていきます。
今回の内容は
◆日本企業の今までの勝ちパターン
◆その中で効率的だった組織構造とは?
◆ではどうしていくべきなのか!
◆日本企業の今までの勝ちパターン
NewsPicksの動画対談より
日本企業はアナログ型のハードを大量につくることに異常適応をしてきた。
その中ではヒエラルキー構造の組織が都合よかった。
でもそんなことがいつまでも機能するわけがない。
今のマーケットに合わなくなってきている。
こちらが、富山さんの主張でした。
強かったころの日本の状態は物が不足している状態。
さらに、物欲も非常に高い状態で。
みんなが物を求めている状態でした。
その中で 安く/大量に 供給をしてあげることがイシューだった。
このイシューを解決するために、いかに 安く/大量 に作るかを模索していた。
そして、その手法で成功をしたのが今までの日本企業たちです。
こうした大量生産をしていくためには階層組織は都合がよかった。
なぜのか?詳しくは説明はしませんが下記の記事を引用します。
【ピラミッド(階層)型組織とは】
高い生産性、業務効率、明確な役割分担が特徴です。
経営が方向性を決める。
管理職が各部門の責任を担う。
各部門は他部門に負けじと現場の生産性向上に励む。
各部門同士は管理職会議で激しく議論する。
縦割り組織の弊害を産み出しましたが、
そこで働く個人は自らが属する部門の機能を全うすべく仕事に打ち込みました。大量生産を行うには最適な組織です。
つまり分業して猪突猛進する方法です。
そこには、全体感やイシュー検討は必要なかった。
なぜなら、猛進することとイシューがつながっていたからです。
上記のような構造を聞いて今の自分の組織を眺めてみてください。
どうでしょうか?ものづくり企業は上記の組織が多くありませんか?
作業者はまるでマシンのように労働をおこない。
そのマシンの指示系統を厳密に見張っている監視役がいる。
分業をおこなって大量にひたすらつくるにはむいています。
しかし、現在は脱マシンの部分の仕事が重要となっている。
マーケティングや、イシューに基づいた現場改善が重要となってきている。
こうなったときに猪突猛進が、悪い方向に結果をだしてしまう。
そんあ時にでてくる言葉が下記です。
つべこべゆうなとにかくやれ!
理由ばかりきいてくるな、とにかく仕事をしろ!
常識的にはそうなんだからやれ!
なぜ(WHY)という考えをなくす方向で組織が動いてしまう。
そうすると、思考力の弱い人間だらけになってしまう。
そんな組織から発展的な解決策がでるでしょうか?
おそらく出ないと思います。
こんな状況で思考力が必要とされるマーケットに対応できるわけがない。
ではどうするのかが重要です。
◆ではどうするのか?
競争に勝っていくには何が重要なのか?
それは差別化です。
つまり
他社と同じことをやっていても差別化にはならない
でも、同じことをやっていこうとする議論が多すぎる。
でもこれは、マネをするなということではありません。
何をマネするのかが重要ということです。
私の会社は中小企業です。
よくあるのが大企業のオペレーションのマネをしたがる。
専門家派遣を呼ぶといつもこれです。
大企業のオペレーションをマネした中小企業が一番つまらない。
自ら中小企業の強みを放棄してつまらない道を歩もうとする。
理解できません。
中小企業は小規模であるがゆえの良さも持っています。
しかも、現在はそれが生かせる経済状況です。
個人的には社会的で面白いことしたい。
中小企業はこれをやるのに向いている。
忖度や派閥や独自ルールが少ないから変革しやすい。
中小企業経営を担っている若手経営者様チャンスです。
共に面白いことをやっていきましょう。
以上になります。
お付き合いいただきありがとうございます。
ではまた会いましょう。