Monosashi Project No.1 : 1-jo
愛知県岡崎市。
徳川家康生誕の地として有名なこのエリアは、歴史のある工芸が令和現在でも数多く残っており、その中でも岡崎城城下町であった室町時代後期から受け継がれている石工品などが有名である。
この石の歴史から辿ると、石工芸職人たちは城の石垣に必要な石材を採石し、そこから派生し、神社仏閣などの鳥居や石像、狛犬などを作り、墓石・灯籠といったお屋敷の庭に求められるものを作るなど、個々の石工芸職人としての個性を見出し発展していった。
この地場の産業に派生してか、江戸中期には「三河仏壇」というブランドが生まれ、墓石・仏壇など先祖供養にまつわるツールが岡崎市に一堂に会することとなる。
また、青銅器制作という寺院仏具、社寺錺金物などを造られており、こちらの歴史は石工品文化よりもさらに古く、鎌倉時代からすでに岡崎市ではお寺の脇には鋳物工場があり、仏像や仏具の制作・修理を 手掛ける専用工房があったとされており、三州鋳物というブランドが確立されました。
Monosashi Project
この多種多様な伝統工芸の作家たちが一堂に会して「新しいことに挑戦しよう!」という気持ちから立ち上がったプロジェクトが「Monosashi Project」です。
自分たちの現在の立ち位置を明確にし、自社の強みを再度見つめ、新たに何が生み出せるのか見つだす。
そんな目的を持って生み出されたプロジェクトです。
Member
石工芸職人 3名
三河仏壇から 仏壇仏具職人
三州鋳物から 青銅器鋳物職人
上記の五名からなる三河職人集団。
他に面白いこと好きなコーディネータやデザイナーなどが、協力者として参加。
Mission
第一弾の企画として、近代デザインと伝統工芸を融合させる企画を立案。
プロジェクト名「1-jo」。
小さな箱庭をコンセプトに職人の技術を用いた可能性や個性を模索する企画。
Monosashi Project No.1 : 1-jo
として、今後はnoteを利用して、伝統工芸のあらたな可能性と取り組みを発信していくのが、このブログの目的です。
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