見出し画像

【富裕層営業・コンサル】営業で部下を持ったら話し合う1on1ミーティング

中華料理なら「新橋亭」と思っている村上です。

新橋亭呉会長と

@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト

村上はクライアント先でも1on1を行うことが多くあります。
その時に使用する考え方などがお伝えできればと思います。

この1on1の形式が出来上がったキッカケは、証券会社時代の上司にあります。仮にK課長としましょう。
K課長の印象は、取り立てて指示をしない人でした。
私が「○○という方法で、3か月は知らせてください。毎週MTGでは経過を説明しますので!」
というと、
「いいんじゃない。報告楽しみにしているよ。ところで、方法の意図だけ教えて」
という感じ。2年目の社員を信用してくれる方でした。

しかし、他の社員から聞くと
「K課長は箸の上げ下ろしまで細かく指示をされる」
ということ。

あら?この印象の違いはなんだ??
しかも、課としては業績は上がっている・・・
と考えたものでした。

ある時、K課長に飲んだついでに聞いてみました。
その折に紹介されたのが「一分間リーダーシップ」という本です。
※最近星野リゾート社長の星野佳路さんも紹介されて、ご存知の方もいると思います。
※下のリンクは2015年に改定されたものです。

印象に残ったのは、「違った人には、違ったやり方を」ということ。
リーダーシップというと、”このやり方”と一つの在り方を説明するものも多いですが、人が違えばやり方が変わるという当たり前のことです。
けれど、この当たり前の考え方が流通していないのですよねぇ。

次に、村上が考えていたい以上に「あぁまさに!」と膝を叩いたのは、
「一兆ドルコーチ」です。

これは、経営コンサルタントとしてコーチングを取り入れ迷いがある自分の疑問に答えてくれました。
その疑問とは、「コーチングは万能ではないのではないか?」ということ。

ビル・キャンベルは明快に答えています。
「コーチャブルな資質とは、正直さと謙虚さ、あきらめず努力を厭わない姿勢、常に学ぼうとする意欲。」
正直で謙虚な人材を見極めろと

この根本がない場合、コーチングは機能しないのです。

また、
「正しいプレーヤーとは人に求めるべき最も重要な資質は、知性と心。すばやく学習する能力と厳しい仕事を厭わない姿勢、誠実さ、グリッド、共感力、そしてチーム・ファーストの姿勢。」
と述べています。
これは、村上自身が求めるもの以上に言葉にしてくれたと感じました。

改めて、経営者・管理職・リーダー・社外秘書が行う1on1ミーティングは”成果を上げるため”に存在します。
その為、綺麗ごと抜きで書いていきますので、お付き合いいただけますと幸いです。

早速いってみましょー!

最後まで読んで、記事がお役に立ちましたら是非フォロー・スキ・コメントお願い致しますm(__)m村上のチカラになります!
他の人にオススメしてくれたって、いいんだぜ!
何ならシェアも大喜びだぜ!
参考図書は「村上に1円も落としたくない方」は、スルー推奨。

1on1ミーティングの前提と求める姿勢

”傾聴”という言葉が流行りだしたのはいつ頃からでしょうか。


傾聴とは、相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。 相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。 相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴く。


傾聴が大切だと言うことは否定しませんが、”ビジネス本来の目的”から遠ざかる意見を傾聴するのは少々問題です。
けれど、「それは違う!」となれば傾聴ではなくなるし・・・
となりがちです。
※相手を知る上で、否定ではなく「そう思うようになった理由」は聞いてみましょう。

その為に、最初に1on1での前提をハッキリさせるようにしています。
それは
1 会社の存続には「利益」が必要
つまり、”意見が会社の利益を損なう場合反対しますよ”ということ。
意外とこれを理解していない従業員の方がいます。
ここが全ての軸となります。

2 社員の目的は「幸せ」になること
ただ、従業員の方が会社の反映の為に所属しているわけじゃない。
自分の幸せの追求の結果”会社に所属する道を選んでいる”ということは理解していることをつたえます立ちます。

3 社員と会社の「相乗効果」を作りたい
良いシステム・良い経営理念では会社は発展しません。
当然ながら、社員の方がイキイキ働くことでさらに会社は発展します。その結果、従業員の方の夢や目標も達成できるということ。

これらをハッキリさせておけば、1on1ミーティングで「会社に反する意見」が出ても対応できるはずです。

また、相手に1on1ミーティング時はもとより、仕事に対する姿勢も求めています。
それは、1兆ドルコーチよろしく
1 すばやく学習する能力
2 厳しい仕事を厭わない姿勢
3 誠実さ
4 グリッド(継続力)
5 共感力
6 チーム・ファーストの姿勢。

の6つです。
もちろん、全てあることが望ましいですがそれは難しいことも多いでしょう。また個々の能力の問題もあります。

そこで、例えば赤字の会社ですと
3誠実さ、4継続力、6チーム・ファーストの姿勢に絞って要求します。
理由としては、赤字の過程で頻繁に”自己保身によるウソ”が発生します。これでは経営上の決断はできません。

次に、楽な仕事に慣れ過ぎて”上手く行った方法”でも継続ができない。
最後に、多くのケースで自分勝手な社員が多いからという理由です。

上記が出来ない場合、上手く行っている会社でも給与の評価への追加をお願いすることがあります。悲しいですが、ここまでしても変われない人は変われないのが現実です。
※経営者のやりたい方向性(例えば新規顧客を増やしたい)と違う評価シート(目標が売上しかない等)の場合も変更をお願いします。

前提が整った上で、「傾聴」は存分に発揮してくださいね!
それでも、
・本を読む時間なんてない!
・なかなか社員と話し合う時間がない!
・誰かに任せてしまいたい!
という方は村上という社外秘書のご活用をご検討ください。
※注意!当ブログの内容をご依頼いただく場合、社員数などで料金が変わります。

ここから先は

5,478字 / 10画像

¥ 300

サポート頂けますと嬉しいです。頂きましたサポートは地域活性化の為に主に使用します。また、お許し頂けるならサポートして頂いた方にも季節のお手紙お送りしたいです。