神速の汗だく客室清掃
おはようございます、ほっしーです。
(9月上旬のお仕事です)
この前、数年ぶりに旅行に行って温泉旅館に泊まったんですが、客が宿を出てから清掃がどのように行われているのか、非常に興味が沸いてきました。
噂くらいでは聞いとるんです。
ブワーッてやって、ブワーッて片付けて、ブワーッてセットするんやろ。
でも、どんくらいブワーッてするんやろ🙄
やってみなわからんよな。
そうです、いつもの病気です、誰か助けてください💉
というわけで、とある温泉施設の客室清掃の日雇いに行ってみました。
以前に温泉宿に行った時は、洗い場やったし、ホテル行った時は、空気清浄機の清掃だけやったから、客室清掃は産まれて初めての仕事やな🙄
客室清掃経験者の話しを聞く機会があったので、雰囲気とかを聞いとったんやけど、とにかく忙しいし、パートのおばちゃんが怖いという事らしいわ。
こんな怖そうな話しを聞いてもワクワクしてしまうわしは、ドM確定のようです🤣
家から40分くらいのとこやけど、どんどん山道に入って行きます。
バイクがうねる程の坂道やグネグネ道を通り過ぎると施設が見えてきました。
思ったよりもでっかい温泉施設で、スパワールド的な感じのとこみたいやな。
シレっと中に入り、内部を偵察してたんやけど、けっこう広くて楽しそうなとこやで。
で、集合時間になって、指定された集合場所に行ったら、10人くらいの日雇いズが集まってました。
白のTシャツ指定やったんやけど、無言で集まる老若男女の白Tシャツ軍団、客観的に見たら変な宗教の集まりみたいに見えて、なんか怖いで🤣
全員集まると、スタッフオンリーの暖簾をくぐって、事務所に入っていきます。
そして、作業エリアの割り当てがおこなわれます。
わしが配属されたチームは、芸人のたかまつななに似たお姉さんがリーダーで、わしと本日初出勤の主婦パートさんの三人。
リーダーななさんが、ドリンク持って行くように執拗に注意喚起してきます。
やっぱ、脱水症状起こすくらい忙しいんやろな~😅
そして、いよいよ客室清掃デビューです。
まずはゴミを集めて、タオル類を回収。
次に布団のシーツ、枕カバーをはがす。
和室の場合は、布団片付けて掃除機掛け。
洋室の場合は、そのまま掃除機掛け。
で、新しいシーツをひいていく。
その隙を狙って別働隊が水回り清掃。
髪の毛一本も残すことは許されません。
文章にすると簡単やけど、これがなかなかしんどいねんな。
リーダーななさんがやりながら教えてくれるんやけど、その動き、まさしく神速。
霹靂一閃でございます⚡
脱ぎ捨てられた浴衣の仕分けや枕カバーやシーツを剥がすの、秒ですわ、秒。
「ゆっくりでいいですよ~」
と優しく言ってくれるんやけど、あまりにも速いので、わしも焦ってきます。
とにかく足を引っ張らんように汗だくでついていきます。
なるほど、水分補給必須やで🥤
それでも数をこなせば、何とか形にはなってくるもんで、新人主婦パートさんと部屋を任してもらえるくらいにはなったかな。
まあ、いうても夏休みが終わった時期やから、いつもよりは少ないらしく、ちょいと手待ちの時間もあったりして、水分補給したり主婦パートさんと家事や育児について楽しくおしゃべりする時間もありました😊
そして、割り当てられた客室清掃が終了したら、通路の埃取りをしていきます。
じゅうたんを箒で掃くという、よくわからん不毛な清掃方法やったけど、おとなしく言うこと聞いてちゃんと頑張ったで。
全っ然埃取れへんかったけどな🤣
最後は事務所に戻って、回収した帯をたたんで終了~。
外に出ると、これからチェックインするであろう人たちがチラホラ。
わしがベッドメイクした部屋で楽しく過ごしてもらえるんかなって考えたら、なんかちょっぴり嬉しいよな。
まあ、始めに聞いてた殺伐としたヒャッハーな世紀末感もなく、優しく教えてもらえたし、すごく良さげな施設で楽しかったですね。
家族で来たら、けっこう楽しめるんとちゃうかな🙄
まあでも、わし、枕が変わると寝られへん繊細なタイプやから日帰りやろし、泊まりで来るとしても数年後かな…😅
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