アプリコット色のわたがしのような

おやつのような昼食もどきで袋入りアプリコットジャム入りクロワッサンを食べた。

袋から出してそのまま口にしてもよかったのだが、少しだけ丁寧に、日本の友人から贈り物としてもらった職人さんの作った高級な金網にアルミホイルをかけて、ほんの数分温めてみる。オーブンに入れるまでの手間をかければよりほわほわになったと思うものの、そこは省略。

フロストシュガーがまばらにかかっていて、上部には特に多めだったので、砂糖を溶かしたり焦がしたりしないために、底の部分側だけ温める。

オーブンで温めるほど、ジャムまでは熱々にはならなかったけれど、甘い香りとパンの芳ばしい香りが今もキッチンに充満している。

たかが袋入りクロワッサンのはずが、想像を超えた印象をわたしに与える。
少なくとも、わざわざここに記すぐらいには。

ただ、残念ながら、記すつもりで食べていないので、その温めたアプリコットジャム入りクロワッサンの写真はないのだ。いや、まだ袋入りのものならあるの。でも、それは封を開けたくないので。そのまま撮るという手段もあるけれど、アプリコット色(に近い)の写真を代わりに☆