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映画メシ、作れます #書もつ
映画の中に出てくる料理・・食べてみたい!と思ったことがあるのは、僕だけではないはず。
例えば、ジブリ飯、なんて言葉があるくらい、僕たちの胃袋を刺激してきます。
そんなふうに、映画の中の料理は、日常と非日常が混ざり合っているのではないかと思います。
ご近所の図書館の夏休み企画で借りた「福袋」の中身には、料理をテーマにした作品が入っていました。その中のひとつが、こちらの作品でした。
シネマ食堂
飯島奈美
映画に出てきた料理を再現する・・だけでなく、誰にでも料理できるようにレシピとしてまとめられている作品でした。
もともと週刊誌の連載ということですが、パラパラめくってみると、その多彩さに驚かされました。
それもそのはず、映画と一口に言っても、さまざまな種類があります。
日本の映画だけでなく、洋画はそれぞれの国で作られているし、そして、その時代を反映するような名画は、数え切れないほどあるわけです。
僕は、映画を見るのが好きだと自覚しつつも、作品数は多くないという自負もあって、この作品の目次を見ても「見たことある!」と思う作品の方が少なかったです。
フードスタイリスト、という聞き慣れない仕事の一端も紹介されていて、映画制作の裏側をのぞいているようなワクワクするところもありました。
著者が関わった作品からの紹介が殆どですが、中には過去の洋画やアニメ作品から「この料理食べてみたい」と思える料理も紹介されていました。
「クレイマー、クレイマー」フレンチトースト
「レミーのおいしいレストラン」ラタトゥイユ
「きょうの猫村さん」ネコムライス
ね、どれも食べてみたいやつ。
世界のあちこちで映画が生まれているように、料理もその国のものが出てくると、海外旅行に行った気分になったり、日本では食べたことのない味にも出会えるかも知れません。
「グッドモーニング、ベトナム」鶏団子のフォー
「ブリジット・ジョーンズの日記」ワカモーレ
「ぜんぶ、フィデルのせい」パエリア
・・などなど。お腹空いてきた。
どのレシピも1ページにまとめられていて、それぞれの写真も映画の中のように作り込まれているので、見ているだけでも楽しいのですが、お腹が空いてきて、作りたくなってきます。
「西の魔女が死んだ」いちごジャム
「母べえ」卵かけご飯
「南極料理人」鳥の唐揚
普段の食卓を助けてくれるような、そんなレシピもありました。なぜこの料理を作るのか、そんな理由を考えながら考案されたレシピは、著者の幅広い経験をお裾分けしてもらったような気分になります。
映画の中の料理、作りたくなってきました。
ステキ女子のようなサムネイル。かわいい。infocusさん、ありがとうございます!まさか2人のおじさんが合作しているとは思えませんね(失礼しました)。料理もしたいなぁ。
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