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適応障害で転職した私の今のお仕事(一部有料🙇‍♀️)

前職で適応障害を発症、休職、復職せずに退職、そして何もしない時間を数ヶ月過ごして今年の6月に新たな職場に就職した。

前回の記事でも書いたが、お給料や手当が前職より減っても、今楽しく働けている。それはやりがいを感じることができる仕事内容だから。

やりがいは人それぞれ。
お金がやりがいに感じる人もいれば、人からの感謝がやりがいの人もいれば、自分が生み出したものが有名になることがやりがいの人もいる。
私は人からの感謝や人の笑顔がやりがいにつながる。
自分が関わったものや提供した場所で、感謝されたり楽しんでいる様子をみることができたり、誰かに新たなきっかけや出会いを提供できた時に大きな喜びを感じる。

私が転職活動の際に、ブレずに置いていた軸はここ。

「誰かと誰か、誰かの何かを繋ぐ架け橋のような存在になりたい」
「誰かにとっての安心できるサードプレイスを作りたい」

この二点だけは絶対に譲れなかった。



前回の記事で、「今のお仕事のことや仕事を選ぶ際に基準としたことを教えてほしい!」というありがたいお声をいただいたので、今回はそれについて書いていきます!
(個人情報に近い部分に関しては一部有料公開とさせていただきます。ご了承ください🙇‍♀️)


1.仕事を選ぶ基準

初めての転職活動、浅いキャリア、適応障害の経験。
新たな職を探すにあたって、「どんな仕事がいいだろう」「どんな職種なら受かるだろう」「体調的にこの仕事は耐えられるだろうか?」と頭を悩ませた。

自分のやりたいことを優先するのか、安定した会社でまた営業から積み上げていくのかも悩んだ。
でもやっぱり、私の中でずっと仁王立ちしていた主張の強い軸があった。
「誰かと誰か、誰かの何かを繋ぐ架け橋のような存在になりたい」
「誰かにとっての安心できるサードプレイスを作りたい」
この二つだ。
すぐにやりたいことをやらせてもらえるわけではないだろうとは思っていた。
それでも、そういうポリシーがベースにある会社で、そういうことをしたいと思っている人たちが集まっている場所があったらいいなと、必死に探していた。

他に基準になっていたものは
・営業職ではないこと
・初任給があまりにも高すぎないこと
・募集文言と仕事の内容が異なっていないこと
・創業したての会社ではないこと
・ティックトックなどで踊っている企業ではないこと
こんな感じだろうか、、。

営業職は前職で経験していて、私にとって今後も長く続けていける職種ではないだろうとわかっている。
人好き、話し好きな部分は営業時代も役に立ったと感じているが、今後のキャリアも含めて考えると営業職は避けようと決めていた。

たまに求人を見ていると初任給がやけに高いことがある。
その高さには必ず理由があるというのを社会人1年目くらいで知った。
みなし残業代が含まれていたり、激務だったり、教育が全くないまま現場に出されていたりなど、友人たちを見て学んだ。

募集文言と仕事内容が異なるというものは、特に人材系の会社が多かったように感じた。
一時期人事のお仕事をしたいと思い、人事で募集をかけているところを探していると、よく人材会社が引っかかる。
「未経験でも人事できます」という文言が多いのだが、中身を見てみると、まず最初は現場を知ってもらうために3ヶ月営業業務をしてもらいますというパターンも割とあった。
面接をして詳しく聞いたら、あれ?というパターンもあった。
人材確保のために、人の目につきやすい文言で募集しているという場合もあるだろうから、要注意。

創業したての会社で社長と近い位置で会社を創っていくことに興味がある場合は、創業したての企業でも問題ないだろう。
ただ人数も少なく、基盤もできていないところにキャリアが浅い段階で飛び込むには結構なハードル。
もちろん任される仕事もかなりの責任を伴う。
起業したい方とかはあえてそういった企業に飛び込む方もいるので、その人の今後のキャリアプランや、性格などと合わせて考えてみてほしい。

あとは言うまでもない。
大体私が思っていたのはこんなところだろうか。
こんなふうに軸とNG項目を決めてから取り組むと探しやすい。

2.ここは私がいくべきだろうと思えた会社との出会い

まず私が探したのは「人事」に携われるお仕事。
社員が働く環境や、働く上での悩みなど、そういう人の頼りになる存在になりたかった。
だから会社の中でいったら人事かなと思っていた。
未経験で人事の募集はあまり多くはない。あっても上記に書いたように、最初は営業をやってもらうという仕組みだったりする。
人事になるには、やはりその会社で数年働いて、その中から人事部として上がっていくほうが、妥当な流れなんだろうと感じた。
確かに中途で入ってきた未経験の人に、自分の会社の人事は任せられないか と納得した。

もう一つ、給料などの待遇は一旦さておき、「人と人のつながりをつくる」「誰かにとってのサードプレスをつくる」という私の軸を元に、世の中にある会社をいろいろと見ていた。
地域の活性化にも携わることができたらいいなと思いながらいろいろ見ていた時、とても気になる会社があった。
会社のポリシーや社長たちのインタビュー記事を見た時、「こういう人たちのところで働いてみたい」と思った。
人と人のつながりや、人と場所のつながりを生み出している会社、私が大学時代に思っていたことを社長も話していてびっくりした。
「こんな仕事ができる会社があればいいのに」というまさにそれだった。
他にも実はその会社が運営している場所に以前通っていたりと、なんだかご縁のようなものを感じて、「ここ、絶対私がいくべき場所でしょ」という気持ちで履歴書を送った。

家と自宅だけじゃなく、もう一つの居場所「サードプレイス」。
それって人によって、カフェだったり、習い事だったり、サークルだったり、さまざま。
「ここにきたら肩の力を抜ける」「ここにきたらなんだかホッとする」「ここでなら頑張りたいことに集中できる」
そんな居場所作りをしている。

私は今その会社でコミュニティビルダーをしている。
イベントの企画等を通して、人と人のつながりを作るお仕事。


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