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専業主婦に憧れていたわたしが思う仕事の魅力
25歳くらいまで、わたしの憧れは専業主婦でした。
子供は2〜3人産んで、旦那さんのお仕事をサポートしながら家事・育児したい♪
そんな夢みる少女時代がわたしにもありました。
現在アラフォーのわたしはというと、どうしたら仕事を続けていけるかで悩むワーキングママ。
自他ともに認める仕事が好きな「仕事人間」です。
なんで180度考え方が変わったかというと、仕事の魅力を知ってしまったから。
仕事の魅力は「ありがとう」
仕事が好きだなと思う瞬間はいつも感謝されたとき。
どんなにツライ仕事でも「ありがとう」と言われると、次も頑張ろう!と思えてしまう性格です。
とはいえ、もともとそんな性格だったわけではなく、あるクライアントとの出会いがきっかけでした。
広告嫌いなクライアントとの出会い
今でも忘れられないのが、25歳の時の体験。
当時、広告制作の仕事をしていたわたしは、新規のクライアントを任されました。
そのクライアントは広告出稿に乗り気ではなく、「上からの指示だから仕方なくやってるんだ。本当はあなたみたいな人達が嫌い」と面と向かって言われました。
だけどクライアントと必死で向き合い、企画の魅力や面白さ、広告によってどんな風に変えていきたいか、広告の影響力などいろんな角度から提案しました。
特に一生懸命伝えたのは「わたしは敵ではなく、あなたの味方である」ということ。
何を言われても、とにかく同じ課題に目を向け、肩を並べて必死に考えて発言をしていました。
するとクライアントも徐々に耳を貸すようになり、最終的には「わかったよ、じゃあ一度だけやってみようか」と企画を受け入れてくれました。
わたしが仕事人間になった一言
「もなかさんと一緒に仕事できて本当によかったよ。大成功ですね!また面白いこと一緒にやりましょう」
企画したことがすべて遂行された直後、クライアントに言われた言葉です。
広告の効果が出るのはまだこれからだというのに、クライアントは「大成功」と言ってくれました。
こんなに感動した仕事は初めてで、それまでは寿退社を夢見ていたわたしが一気に仕事人間になった瞬間でした。
仕事にはただ生活しているだけでは味わえない賛辞や感動があります。
「ありがとう」の報酬は、お金と自信、それから承認欲求が満たされることだと思います。
それを味わってしまうと病みつきになってしまう。
わたしは一生仕事人間なんだろうな。
おまけ
ちなみにこの時の企画は本当に大成功し、予想を大きく上回る結果を出しました。
数字的な結果を残せたことで、予算を倍に増額した大きなプロジェクトをクライアントからご依頼いただきました。
色んな人を巻き込み、予想外なことが大規模なスケールで展開していくのも仕事の醍醐味です。