センサリー・アウェアネスのWSに初めて参加してみた話
昨年末に人生で初めてのロルフィングを体験したのだが(この事についてはまた後日詳細を書き記したいと思う)、
そこから派生して、ボディーワークと呼ばれるものに興味が湧き、行き着いたのが今回がご紹介する、センサリーアウェアネスである。
センサリーアウェアネスとは、
"より生き生きと、より完全に、あらゆる瞬間にこころをかたむけ、今を生きてゆくこと。
今を生きるためのプラクティス"
(公式ホームページより抜粋しています)
心理療法家のフリッツパールズのゲシュタルト療法には、このセンサリーアウェアネスが大きく寄与していると言われているそう。
ちなみに日本語でも、
”センサリーアウェアネス つながりに目覚めるワーク”
というタイトルで、書籍が出版されている。
ワークが逐語録形式で文章となっているもので、シャーロットセルバー(センサリーアウェアネスの創始者であるエルザギンドラーの弟子の一人)の生徒と共に行ったワークの内容が臨場感を伴って記述されている。
私が参加したのは、zoomによるオンラインのワークショップで、
参加人数は7,8名程、時間は一時間半であった。
具体的にいうと、
リーダー(先生の様な方)の指示に従い、簡単な動きと共に身体や呼吸に意識を向けていき、その瞬間瞬間で自分が何を感じたか、心と身体の両方から自分自身を観察していくワークであった。
そして、一つ一つのワークが終わったらそこで何を感じたかをシェアしたい人はシェアをする。
意味付けなどせずにただ感じたままに発言していく。
聴き役のリーダーは、肯定も否定もせず、ただそのままに受け入れてくれた。
なので、序盤こそ緊張していたものの、徐々に自分の感じたありのままを素直に構えもなく話すことが出来たのである。
正解や不正解などなくただ自分の感じたまま、ブルースリーも言っていたが、
”考えるよりも感じる”ことがこのワークにとって大切なことなのだなと。
そうすることで、私たちが一人一人が”それだけで十分な存在”であることに気づき、そこに還っていくのかなと感じたりもした。
”毎日の暮らしの中がせンサリーアウェアネスの実験の場、好奇心を持って楽しもう”
という様なことを、ワークの最後にリーダーがおっしゃていた事が心に響いて残っている。
ダライラマの言葉でも、
"The purpose of our lives is to be happy"
というものがある。
人生は楽しむためにあるという考えのもと好奇心をもって人生を生きたら、もっと軽やかにシンプルになれそうな気がするな〜と素晴らしいヒントをもらえたワークショップだった。
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