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不安気質の理由と向き合い方


今回はメンタリストDaiGoさんの発言を参考にしながら、不安対策、私が取り組んでいくことをまとめたいと思います。

自分の親が毒親なのかもしれない、生きづらい、不安を感じやすいと感じている私の供養記事になります。



もくじ
1.わたしの親は、毒親である
2.漠然とした不安
3.不安になってしまう気質
4.これからやっていくこと


1.わたしの親は、毒親である


私が毒親について知ったのは、

中学生の頃に生きづらさを感じ、本を読み漁った時期に毒親というキーワードにたどり着いたときです。


当時は、そういう言葉もあるのか…けれどうちはDVとかはないし…関係ないかなと思っていました。ですが心理学の定義である毒親は、私の家の環境そのもので認めざるを得ませんでした。認めるまでもなんどもなんども葛藤がありました。いろんな目を気にしていたからです。なんども重ねる葛藤の度、それらをほぐすしていきました。それらが高校、大学生の頃に取り組みました。正直、大変しんどかったのでもう、永遠にやりたくありません。


心理学における毒親とは

子どもの人生をコントロールしようとする、

恥や罪悪感を感じさせてコントロールしようとする親、です。



もっと勉強しなさい、という叱り方ではなく、

だれが塾や学校のお金だしてるとおもってるの?

あの人はできるのに…もっとまともになったら?等


よくできている人と比較してけなすのは当たり前。

育ててやってるんだありがたいと思え、おまえなんかいつでも捨てられるんだぞ、という脅しもありました。実際やるかどうか、言葉の冗談かはしりません。それらの言葉だけでも、子どもの私にはだいぶ信ぴょう性があるように感じていましたから、不安が飛躍して下手したら殺されるかも、とすら思ったこともありました。そんな不安が多い環境…、家という安心できるはずの場所が不安が多い環境だったのです。

今、もし過去の自分に会いにいけるのであれば、大丈夫だよと頭を撫でてあげたいです。




心理学では子供がこういった言動…

ずっと恥や罪悪感をあおられていていると子どもは、不安型や回避型になりやすいそうです。

私も妹も、不安を感じやすく育ったと今振り返ると思います。

また、生きづらさも二人とも感じるように育っていました。




なぜ、自分の家族はこういうことをいうのか、もよく考えました。

親として自分が期待していること、実際の親の言動と期待の差、親としてではなく一人の人間としてそれぞれ性格や傾向を分析した結果、親もその親から似たような悪影響を受けていたこと、だいぶ人として未熟であること等が分かりました。

だからといって、しかたないとは思えませんでした。悪影響は、悪影響です。受けた悪影響はできるだけ把握したいと思いました。完全に治すことなどできなくても、生きづらさによって生きるのがしんどくならなくなる程度は、整えなければこの息苦しさはつきまといます。もう、嫌だったのです。




毒親である、と認識はできても、感覚や具体的に認めるのはだいぶかかりました。

それは、親や環境のせいにするのか、甘えではないか、という目です。


自分の中の他人が口を出します。

「しかたがないじゃないか。蛙の子は蛙。過剰に期待するものじゃない、身の程を知り苦しくてもその中で生きていけ。それが人生というものだ。人のせいにするのは簡単だ。ただの甘えじゃないのか?そもそもお前なんかに、そんなことができるのか?」

私の場合、人の目…は自分の中にありました。こう、ずけずけと聞きかじった常識や考え方、見え方から否定されることが多く、このように言われたり問われることがよくありました。これを説得できるほどの、知識と理由を述べられなければそうするべきではない、という固定観念もあり、よけいに手を焼きました。


それを少しずつ答えを提示に、腑に落ちて次の問いに答え…を繰り返し、いっそ、恨んでやると振り切ってからは、毒親という言葉をつかい様々な現象を言葉で表現し、いかにダメな親でだめな人間かを言葉にすることで自分があっていた状態や受けた影響を客観視し、自認できるようになりました。

外から見れば恥知らず、遅い反抗期などとても滑稽かもしれません。

けどどうとでもいえ、これは私に必要な儀式なんだと割り切り、親や環境のせいにして、自己認識をするようになりました。


これをやり続け、今年の序盤で一区切り付きました。

いままで家族や環境への怒りや不安、不満などの負のエネルギーによって動いてきたことに気づきました。

それがあったから、ここまで調べたり取り組んだりできていました。それが終わった。それは次の段階に行けるということです。より楽になれる。だけど終わってしまい、すこし呆然としました。



2.漠然とした不安


ある意味、活動の拠り所だった 対家族 という課題がなくなりました。

次のステージは、自分の身を立てていくこと です。



今の私はなんでもありません。

社会的な立場でいえば、ニートです。

大学院まで行き、就活中にうつ病になり、二年休学して退学した、社会的つながりも完全に絶ったニートです。


ガチのうつ病で2年寝込んでいたようなものだし、その期間心の支えになってくれていたのが着物だったのは本当。

今も週1のバイトも安定してできないほど体調が低迷してるのも本当。だけど、家ではだいぶ活動ができるようになってきていて、リモートワークできないかな、少なからず収入源がほしい、どうしたらいいかな、とできる範囲で試してみようと取り組みはしていました。

ですが、これもあれもできず焦るようになっていました。


長期で見れば、体調はよくなってはいるけれど、まだ働けない、まだ社会の中にもどれないと焦りました。

自立してる感、働いてる感がほしかったのです。自分もできる、と。


また漠然とした不安や焦りに振り回されるようになっていました。

やるだけやってきて、なんか違う、行動や考えを変えてやってかなければならない気がするけれど、何に不安を感じていて、何をすればいいのかさっぱりわからないのがより不安になっていました。


そんなとき、なおとさんに言われました。


「君、貴族だね」

「そんな最高の生活してるのに、周りのせいにしてない?自分かわいそう、みたいな。あるものをちゃんと認識して、堪能しなよ。もったいない」



最初は思ってもいなかった言葉に停止してしまいましたが、

スルメみたいに噛めば噛むほど

だんだんそうかも…、そうだな、と腑に落ちてきました。


私は自分がかわいそう、と人に思われたいわけではありません。

けれどそう思われたいような言動をとっているということ。

なぜだろう…。どこがそんな言動だったんだろう…と。



「生活最低限送れる最高の環境がすでにあるってこと、気づいてないでしょ」

「自分のために、自分がほしい環境のために行動しなよ」



た、たしかにぃ~~~~~~~~~~~~~~~!!!


今までだって、自分のために、自分がほしい環境のために行動しようと思ってきたし、してきました。

だけどなんだかできていない気がして、何したらいいのかわからなくて困っていたのです。困っていることも自分で分からず、もやもやしたものを持ち続けながら、とりあえずあるものではなく、まだ手にしてないものを求めるばかりにしんどくなっていたのです。


今あるものをしっかり認識していなかった。

これは素朴だけど、とても大きな気づきでした。視野が狭くなっていたところをがばっと広げてもらいました。

その気づきから、生活の中にある、すでにあるもの、恵まれているものを認識できるようになり、家族への気配りも自分の軸をもってできるようになってきました。


これは望んでいたことでもありました。

人に冷たくするのも、正直しんどいのです。

自分がわざわざひどい人間にならなければならないのでエネルギーをそこそこ使います。


だからといって、冷たくしないといいように利用されたり搾取されてしまいます。だからこそ、私は距離を取るため、利用されないために冷たくしていたのです。


それに気づいてやっと、余白ができたのか思い出しました。


自分が、家族を否定し、距離を取るようになったのは自分を守るためです。

いいように利用され、搾取されないようにするため。

自分が行動や判断の基準を得るまで、安全な場所に籠るためです。



すでに安全な場所を築き、その中で暮らして外にでる活力も持てるようになりました。もう、行動や判断の基準はあります。

あとは身近な場所から実践していくだけです。


目の前がひらけました。

同時に、自分が不安になりやすい気質だと再認識しました





3.不安になってしまう気質



心理学によると、

不安に感じやすい性質をもつ人はストレスに弱い。


ストレスとは、 あらゆる刺激を指します。
ストレス自体にはいいも悪いもありません。
刺激を過剰に重く感じたり、長く感じるなどして結果、
心身によくない影響を受ける状態がストレスに感じる、といいます。


不安を感じやすくなってしまってると、他の人よりストレスを多く感じやすくなります。

精神的な不安だけではなく、刺激を敏感に、過剰受け取ってしまうことで体が緊張状態になり、心身共に疲れてしまいます

不安を感じやすいがついている状態といえます。



過剰に不安になる、というのは遺伝の影響も大きいといわれています。

それもあって治すのはむずかしいとも。

元から不安に感じやすい気質をもっていたとしても、育った環境の影響からより不安を感じたり増やしてしまう思考を持つようになったことも考えられる、らしいです。


不安になりやすい気質の特徴
・自分に自信がない、相手との関係性に不安を感じやすい
・熱しやすく冷めやすい ドカ食いしやすい
・ネガティブなことに気づきやすい(この人機嫌悪そう等)
・ポジティブなことには気づきにくい



以上のことから、私の不安しやすいのは、遺伝の可能性があります。

同じように不安から人間関係を壊す言動を親や祖父母の話から察することができたからです。

また、毒親の悪影響により、不安をより感じやすいなった可能性も高いですね。




今回私がうつ病になったのも、過剰な不安や焦り、ストレスを多く感じやすく体の調子を崩しながらその中でより不安や焦りを膨らませる、という悪循環から抜け出せなくなったのが主な原因です。

DaiGoさんによると、不安になりやすい気質を治すことはできなくてもストレス対策をしてあげればOKだそうです。


不安が起きるとその事柄が気になって手が付かないというデメリットがありますが、ネガティブなことに気づきやすいポイントは、対策できればメリットになります。


不安になりやすい、を入り口に自分の気質を理解すること。

また不安の緩和方法など対策をできるようになっていくことがこれからの課題です。





4.これからやっていくこと


DaiGoさんの動画によると、不安対策には大きく二つがあるそうです。


セキュリティプライミング
不安に対して対処できる風にしてく・ストレスに対処できてる風

不安によって克服するためにどう能力を高められるだろう、と考えたり

どんな行動しようと考えたり試すだけで前に進んでいる感じがあってメンタルケアになる。


対処法を聞いて知るだけでも効果があり、コントロール可能かのように思えるようになるだけでもいい。




エモーショナルレディテーション
ネガティブな感情に意味を見出したり意味を付属させる

不安は準備の感情なんだ、この不安を乗り越えるためになにをすればいいのかを定義したり考える。


例えば

不安 準備の感情 

怒り 問題解決の感情(戦うため)

悲しみ 分析の感情



他:セルフコンパッション
自分を認められるようになる技術を習得する



今回は、主要な方法だけの紹介になります。

また勉強したら記事にまとめていこうと思います。

参考元をリンクでまとめていますので、必要な方は見てみてくださいね。おすすめです。





今回の参考

毒親の招待と本当の悪影響 動画
ストレスに弱い性格を変えたい人向け(ニコ動会員向け)

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