嫌いなもの、苦手なもの、だめなもの、あっていいんだよ。
PTSD回復者として、
「トリガー・リセット」というZOOM講座を開催しました。
うれしいご感想をいただいた。
この方は閉所恐怖症があって、
そのことを保健師さんだかに
「がんばって克服しないと一生できなくなりますよ」と脅しのように言われてモヤモヤされていたことをポロリと。
私は
「そんなの余計なお世話ですよ!」と一刀両断。
すると、その方、
とたんに破顔一笑で、見違えるほど顔が明るくなられた。
「がんばらなきゃいけない」って、自分を責める人、多いよね。
だけど。そばアレルギーがあるのに、
「日本人としておかしい。一生そばを食べられないなんて」と強要して、
亡くなったお子さんとかいる。
一生そば食べられなくっても、困らないじゃん。
嫌いなもの、苦手なもの、だめなもの、あっていいんだよ。
好き嫌いと勘違いして、好意?からゴリ押しする人たち。
性格の問題だと勘違いして、ムリ強いする人たち。
けっこうですから! むしろ迷惑だから(笑)。
がんばらなくていいから。
たとえば、津波や溺れた経験のある人が、
海を怖がったり苦手と感じるのは当然じゃない?
そのために一生海行けなくなっても、困らないから。
世界には生涯、海を実際に見たことのない人、鬼ほどいるから。
それ、克服する必要ない。
だけどね、
水がすべて怖くなったら、生活全般に不自由が出ちゃう。
そんな風に、"危険と感じるトリガー"が広がらないよう、
自分の【安全圏を広げていく】ことを少しずつすればいい。
【嫌なことの苦しさを、いかに思い出さないか】も大事。
だから、イメージをちょっと変えたり、
自分が大丈夫と感じる安全ベース基地を
一歩ずつ固めていきましょう!
それから、自分の中ではもう常識と思っていた心理の世界の用語、
シェア会とかEMDRとか認知行動療法とか催眠療法とか、
意外にもみなさん知らなくてびっくりでした。
日本に帰国して、メンタルの世界は症状依存や病気が自己陶酔や
アイデンティティになっている人もいるから、
もう講座はいいかなと思ってた。
だけど、私が回復のためにぎっちり仕込んだ資料やセミナーの数々は、
やはり長年のライター業からか情報量が並外れているのかもしれない。
そして、メンタルワーク7年間で出会った方たちや経験。
だったら、それは社会に役立てた方がいいのかなって。
ご興味のあるみなさま、ウェルカムです!
こちらで引き続き講座を開講していきます。
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