敏感に生きる①
私はHSPという特徴を持っている。
HSPとは、「Highly Sensitive Person」 の略で、簡単に言うと刺激を受けやすく、(良くも悪くも)共感能力が高いこと。
人によって程度は様々だが、私の場合、強い光(日光や蛍光灯)、強い匂い(タバコなど)、不快な音などを感じると頭が痛くなったり気分が悪くなったりするし、周りで誰かが怒っているとと私の心も治安が悪くなる。
人が話しているときの仕草や声色、表情に敏感になってしまい、超能力ではないのかと思うほど相手の考えていることや嘘に気が付いてしまうことがある。(特に仲が良い人ほど気が付いた)
私がHSPに気が付いたのは確か今年(2020)の2月か3月だった。
「なんか生きにくいな」
そう思ったのがきっかけだった。何が私をそうさせてたかもう思い出せないけど、とにかく生きていることがしんどかった。
死にたくはないけど、周りの人の環境と比べて何も持っていない、何も出来ない私にひどく落ち込んでいた。
今すぐここから居なくなりたい、死ぬわけじゃないけど消えたい。
(女性ならわかるかもしれないけど、生理前の病み期がずっと続いている感じ)
そんな時にふと検索した結果の中に、HSPというワードを見つけた。
開いてみると、私のことを知っている人が書いているんじゃないかと思うくらい共感が持てた。本当に驚いた。
心にあった靄の正体がついに分かった。ただそれを理解してしっかり自分に落とし込めるようになったのはその半年後くらい。
それから半年の間に社会的な問題にとても興味を持つようになった。
主にBLMBlack Lives Matterや、日本で起こっている女性軽視の問題、政府のコロナ対策など。
Twitterを開けば、それに関するツイートを嫌でも見るようになったし気づいたら自ら探しに行ってる時もあった、元のツイートに対するリプ(クソリプ)を読んでは嫌な気持ちになっていた。
私のアカウントを知っていた人はわかるかもしれないけど、私がツイートする内容はそれらに関わることが多数、あとは自分に起こったことをかなり挑発的で自己中心的に書いたものばかりだった。
固定ツイートに「私の投稿が嫌ならばどうぞフォロー外してください」と書いたことを良い理由に、加速して止まれなかった。ある時は人を傷つけていた。
少々話がそれたけど、つまり何が言いたいかというと、今考えればHSPの共感能力の部分がとてもマイナスに働いてたことが原因としてあったと思う。
マイナスな世の中の出来事に共感してしまい、それによって出来た心の毒素を日常生活では吐き出せないからTwitterで吐く。
(いや日常生活でも態度悪かったり拗ねたりしてたな、、、今ならわかる、まじごめんって感じ)
そうして私は自ら悪い方向に進んでいってしまい、パートナーとは喧嘩が多くなったし、友達も何人か去っていった。
(というかお互いのことを考えたら私も離れたほうが良いと思っていたから、どちらかといえば私から去ったと言ったほうが良いのかも)
ちなみにそのころ書いた記事が前回のSNSの使い方について。
もしよかったら読んでください。
HSPに対して深い理解がなかった為に苦しみながらも、周りからしたら害のある人になっていたと思う。
HSPは本人が一番理解しなければならない。
「敏感に生きる②」ではその理由についてと、私が実際にHSPと向き合うために行っていること、そしてHSPではないひとに伝えたいことなどを書きました。
引き続き読んでいただけたら幸いです。
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