読書日記:呪われた町 恐怖との対峙
台風6号の接近に伴い、スティーブン・キングの呪われた町をkindleで購入した。
ダウンロードを済ませていれば、停電した暗闇の中でも読書ができるからだ。
スティーブン・キングの小説を暗闇のなかで読むのは怖すぎないだろうかと考えもしましたが、心配には及ばなかった。
むしろ台風の直撃でスマホも触れず(バッテリーが切れたら困るので触るのを控えた)停電でテレビもエアコンも効かないなかでも、呪われた町に夢中になっていた。
呪われた町は、田舎町のジェルーサレムズ・ロット(略称:セイラムズ・ロット)の住人が細かく描写されている。
その為、登場人物が多く、度々最初のページにある人物紹介を確認しながら読み進めた。
またプロローグとエピローグでは「男」と「少年」という記述で登場する人物がいる。
それはベンとマークのことなのだが、あえて「男」と「少年」としているところがまだ理解できていない。
この読書記録をつけたあとプロローグとエピローグを読み直してみようと思う。
あとがきに書かれていたのだが、呪われた町には二編のスピンオフ短編がある。
ひとつは「呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>」セイラムズ・ロットの歴史が語られている。
もうひとつは「<ジェルサレムズ・ロット>の怪」呪われた町の後日譚。
これら二編は第一短編集「深夜勤務」(日本語版は「トウモロコシ畑の子供たち」との二分冊)に収録されているらしい。
是非読みたい。
ベンとマーク、キャラハン神父のその後が知りたい!
キャラハン神父に関しては、ダークタワーの第五巻「カーラの狼」からシリーズ最終巻の第七巻「暗黒の塔」まで登場しているらしい。
好きなキャラなのでこれも読みたい。
つまりは呪われた町だけで簡潔する話ではないのだ。
続きが気になる、気になる。
夢中になれる一冊だった。