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猫の日に 犬(きみ)を眺めて ビール飲む
猫の日に 犬を眺めて ビール飲む
今日は2月22日「猫の日」
学生の頃、うちに迷い込んでそのまま飼った黒猫がいました
とても人懐こい猫で高校生の時にはよく遊びました
勉強嫌だなあとずっとだらけていましたが、『こんなことではいけない』と思い直し勉強を始めた瞬間「ニャー」と言って教科書の上に乗ってきたり(猫あるある)
夜中に「ニャー」と部屋の前で鳴くので部屋に入れたら、押し入れの中を探検してそこで見つけた蜘蛛と遊びだし、そして取り逃し…(蜘蛛嫌いの私はその夜寝られなかった…)
大学の受験票が届いて神棚に飾って合格祈願をしていたら、何を思ったか黒猫が神棚にダイブして受験票がひらりひらりと目の前に『落ちた…』(その後、怒りで黒猫を追いかけ回しました)
そんなこんなで仲良く喧嘩していました
そして、大学が決まり、上京する日のこと
部屋の扉を開けると
「ニャーン」
と一声鳴いてお座りしている黒猫がいました
「私がこの家を出ることがお前にはわかるのか?」
「それともいつものように空気を読まずまた『遊べ』ってか?」
いずれにしてもその姿に思わず涙が出そうになりました
「またね」
と言いながら黒猫の頭をなでで実家を出ました
ただ、それが本当に黒猫との最後でした
その年の夏、私の大学入学祝いにと、父と一緒に外国旅行に行っている間、
留守番していた黒猫は近所で流れている汚水を飲んで亡くなってしまいました
(旅行していたその時期、大きな飛行機事故が別の場所にあり、
きっと、黒猫が私と父を守ってくれたのか…)
その後、就職し、もう自分でも猫が飼えるようになった時
再び、黒猫が迷い込んでこないかな…そう願っていましたが…
そう簡単にはいかないようです
特に東京で野良猫を見ることはなくなりました(行政や保護団体による対策、ペットとして室内飼いを推進していることから減少しているようです(ChatGPTに聞いてみた))
そうこうしているうちに縁あって柴犬を飼うことになりました
今はすっかり猫には縁がないですが、
猫の日にちなんで黒猫を思い出していました
ソファでぐっすり眠る犬を眺めながら
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