雲流れ 満に向かう 冬の月
<雲流れ 満に向かう 冬の月>
リモートワーク
パソコン閉じて立ち上がる
昼間の明るさがなかったように
真っ暗なリビング
カンカンカン…
首輪が揺れる音が響く
伸びをして近寄る|《きみ》の頭を撫で
門灯をつけて買い物へ
日が暮れた道は暗く
道の通り学校屋上のライトだけが光る
見上げる空は暗くても
流れる雲が何故か見える
じっと眺めて見守ると
明るい光が見えてくる
雲が通りすぎたそのさきに
明るく光る月ひとつ
満月になる少し前
少しふっくら冬の月
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毎日俳句を読みながら日記書いています(ほぼつぶやき)
甘野さんの共同運営マガジンにも参加しています
そして、一句集からKindle本を去年出しました
よかったら読んでください(Unlimitedの方はそのまま読めます)
現在、2作目を作成中です
12月出版予定です
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