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【考察】ていねいな暮らしとは?

丁寧な暮らしとは?

・おしゃれな食器と家具で彩られたリビング
・毎日自炊すること
・無添加の食材を取り入れること
・お肌にやさしい洋服を着ること
・毎日日記を書くこと

こんなふうに過ごせたら、幸せだろうな。
そんな暮らしをしている人は、心に余裕がありそうだな。
そう思い憧れていた。

もちろん今でもこれらを生活に取り入れることは、生きていく上で自分や家族を想うと大切なことだとだと思うし、“丁寧な暮らし”というワードを現すものだと思う。

20代後半になって、生活も落ち着いて、このような暮らしも一部は実践できるようになったのに、何か心がモヤモヤする。

最近、このモヤモヤの正体が何か分かった。

丁寧な暮らしに挙げられる行動をしていても、心が上の空だった。

おしゃれな食器で朝食をのんびり食べていても、なんだか思い描いていた感覚や感情と違う。

これは、朝食を食べながら、
「あー今日の仕事はこれをやって、あれをしたら、あの人に連絡して…」
「いま◯時◯分だから、△分までに食べ終わって食器を洗って…」
「洗濯物、いつ畳もう。」
「昨日、ああいう言い方しちゃったけど、伝わっているかなぁ。」

仕事のこと、プライベートのこと、人間関係のこと、自分の将来のこと。

行動と全く違うことを考えていたのだ。
いわば、集中していないということだろう。

せっかくお気に入りのおしゃれな食器で美味しい朝食を食べているのなら、
「お気に入りのお皿でご飯を食べられて嬉しい」
「温かくて美味しい」
「落ち着くなぁ」
と、その行動に集中し、その瞬間と向き合うこと。

それが、丁寧な暮らしの第一歩だと、最近になって感じた。

ごはんを作っている時は、ごはんづくりに集中する。
洋服を着る時は、着心地を感じながら服を着る。
食事をする時は、香りや味を楽しむ。

ごはんを作りながら、今日の仕事の反省会をしない。
洋服を着ながら、将来の不安について悶々と考えない。
食事しながら、1日のスケジュールを考えない。

その積み重ねが、充実感や納得感のある1日に繋がるだろう。

これはあくまでも、今の私が考える、丁寧な暮らしだ。

行動に五感を集中させる。

今日から実践してみよう。


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