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8月の読書記録


8月は9冊読みました。
どれも当たりだった!!


買い物とわたし 山内まりこ


30代女子のお買い物記録の本。
1つの商品につき見開き2ページで構成されているのでサクサク読めるし、商品の挿し絵がとてもかわいい。連載ものだったということもあり、ファッション雑誌を読むときのワクワク感があった。
ユニクロとの付き合い方、レインブーツ問題など一度はぶつかったことあるような買い物の悩みが取り上げられており、共感するところが多くそれはもう面白かった。
あと個人的な話だけど、東京行きの飛行機が2時間以上遅延して待つのにぐったりしていたとき、この本が気分転換になり、とてもとても助かった。活字を読むのにしんどくない本って時にすごく救われる。


↓このとき




転職ばっかりうまくなる ひらいめぐみ



苫米地英人の金持ち脳 苫米地英人



なぜ働いていると本が読めなくなるのか 三宅香帆



闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由  ジェーン・スー


君島十和子さんの結婚当時の話、辻希美さんの第一子が生まれアメブロを始めた当初の話、山瀬まみさんの20万円のブランドのカーディガンを買って泣いた話が印象的だった。
人を一面的に見ることがいかに愚かなことか。華やかな面しか知らずに、人を羨むのは浅はかだということをこの本で思い知らされた。

一条ゆかりさんの好きな言葉をのせておく。

「どんなに嫌な自分でも、いつも真っ正面から自分と闘いたい。『あなたの敵は?』と聞かれたら、今日の私と答えます。一番の味方は、明日の私。明日の私に褒められるように、今日の私と闘うのよ」

『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由」



センスは知識からはじまる 水野学


図書館で半年ほど待って、やっと回ってきた!
単独で感想文書きたいけど、なんか良すぎるがゆえに書けてない!(?)それくらいよかった。
Twitterにいるおしゃれなお姉様方がなぜあんなにセンスがいいのかがこの本を読んで分かった。
彼女たちは圧倒的な情報量をインプットしているし、常におしゃれなものに触れて、買い物もたくさんしている。そしてみんなアートにも触れている(美術館や展示館にめちゃくちゃ行ってる)。
それが知識となり、センスの良さに繋がっているのだなと。
センスとは天性のものではなく、日々の知識の積み重なりであり、「なぜそれがいいのか」というのは説明ができるものだと水野氏は言っている。
めちゃくちゃ勇気出ません?誰でも知識をコツコツ集める努力をすれば、センスがいい人に近づけるってことです。
他にも、水野氏が手がけたデザインやプロダクトの製作秘話が描かれていて、まじで素晴らしい本だった。図書館で借りたけど、これは買って手元に置いておきたい。今年読んだ本の中で1番良かったかも。すごくおすすめです。





ムダにならない勉強法 樺沢紫苑


『アウトプット大全』の著者の勉強法の本。
よくもまあ、勉強法だけでこんなに書けるなってくらい項目が多い(褒めてる)。さすがアウトプットの神様ですね。
今年宅建を受けるのですが、まずは勉強法を知ろうと読みました。いいから早く勉強しろよって感じですが、とても良かった。
早速やってみようと思った勉強法はこちら。

「書きまくり勉強法」
→とにかく書いて書いて書きまくる。「書く」ことこそが勉強らしいです。
『アウトプット大全』にも書くことの効果が書かれていました。

「書く」ことで、脳幹網様体賦活系(RAS)が刺激されるからです。(略)
 RASが刺激されると、大脳皮質全体に「目覚めよ!注意せよ!細かいところまで見逃すな!」という信号が送られます。脳は、その対象物に対して集中力を高め、積極的に情報を収集し始めるのです。(略)
RASを刺激する最も簡単な方法が「書く」ということ。注意がそこに集まり、脳が活性化する。結果として、記憶力や学習能力が高まるということです。

『アウトプット大全』 樺沢紫苑

実際、黙読が早いだろと思ってテキストを読んでいても頭に入らない。そんなときに時間がかかってもいいから書き出してみるとめちゃくちゃ理解できるってことがありました。いや〜「書く」ことを侮っちゃいけない。

資格試験の勉強方法はもちろん、勉強することのメリット、モチベーションの保ち方、学ぶということ、セミナーや講義に参加する際の心構えなど、人生においての勉強法がこの1冊に詰まっている。



Dr.苫米地式資産運用法なら誰もが絶対にrichになれる! 苫米地英人


こちらの日記に感想をちょこっと書いています。



お金の減らし方 森博嗣


『すべてがFになる』をはじめとした大量のヒット小説を執筆しているバケモノこと、森博嗣(褒めてます)。なんと印税収入は20億円以上。
庭に電車を走らせる線路を敷くためのお金が欲しくて、初めて書いた小説が出版されるという正真正銘の天才である。
そんな著者のお金についての価値観が淡々と語られている1冊。いや〜面白い。お金についてここまでフラットに、本質的に話せる人はいないのでは?
「必要なものよりも欲しいものを優先しなさい」というのが本書の内容。
森氏はお金を欲しいと思ったことはない。線路を敷くための広大な土地が欲しい、小さな頃から大好きだったポルシェが欲しい、1点モノの模型が欲しい。そのためにお金が必要なだけ。
私は一度もそんなふうに思ったことはなかった。いや、子供のときはそう思っていたのかもしれないが、今はどうしてもお金が先行してしまう。

欲しいもの、したいことがあれば、それは必ず実現する。何故かというと、それを手に入れる方法、それを実現する方法を考え、そのための活動をするからだ。

『お金の減らし方』 森博嗣

お金を手に入れて、そのお金で自分は何がしたいのか。それが結局大事なのである。
数々のお金に関する本を読んできたけど、この本がダントツトップで良かった。




今月は面白い本にたくさん出会えて、すごくワクワクして、本を読むのが本当に楽しかった!!!

読書はすればするほど、面白いと思えることが増える行為だと思う。
唯一、減らずに積み重なる消費ではないでしょうか。




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