便所の落書き以下の散文

わたしの書くことといえば、本当に下らない。
便所の落書きのほうが、まだ面白いものだ。

そう思うから、noteさんの……創作大賞?でしたっけ?には、応募?しようとも思わなかったし、そのために何か書こうという気すら起きなかった。

誰かと競うことが苦手なわたしは、言い換えれば「今時」なのかもしれないとも思った。

頭の中にあるのは、いつも同じこと。
わたしが誰かを見くだしているということ。誰々より自分の人生のほうが大変だったと思っていること。自分を自分で認められないということ(この歳になってまでも!!)。わたしが自分を愛せないのは、恐らく、わたしが幼女だった頃の親(特に母)との関係にあるのだろうということ(端的に言えば、愛着障害)。

自分で自分を満たせないままでは、良い人生など歩めはしない?いやそれはもう、全く以ておっしゃる通りだと思います。それが理解できたところで、そこで自己受容できていたならば、こんなに長いこと苦しんでいないわけで。

こんなに、未熟な人間ではいないわけで。

「自分の人生はどこに行ったんだろう」だと?
お前が勝手に見失ったと思っていただけで、ずっとここにあったよ。お前が生まれてから、ずっと。

わたしの頭の中にはなかなかの大きさの六角形の円卓……六角形の円卓?六角形のテーブルがある。何かあると、そこに、多い時は6人くらいのわたしがやってきて、席につき、会議を始めるのだ。
皆さんもご経験があるでしょう、いわゆる「脳内会議」というやつです。

バン!!(机を叩く音)
「お風呂に入らないままベッドに寝転ぶなんて絶対にイヤ!!」「冬ならまだしも今は夏!この酷暑!汗かきにくい流石のわたしも、汗かいてるもんね」「シーツが臭くなったら誰が洗うと思ってんの!!これ以上、家事を増やさないで!!」「家事ったってシーツ1枚洗うくらい大したことじゃないでしょうよ〜。それだって、あんたが洗濯板とタライでやるならまだしも、洗濯機がやるんだし。」「本来そこに割かなくてよかった筈の労力を割くのが嫌だって言ってんだよ」「でももう疲れたよ、1秒でも早く横になりたいよ、もうHPが尽きそう…」「じゃあ何!?シャワーも浴びないで部屋着に着替えるっていうの!?そんなことしたらその部屋着も洗濯行きじゃん!!ああまた洗濯物が増えていく……」「気持ちはわかるけど、本人もう限界っぽいし仕方無いね」

ガチャガチャ(鍋を用意する音)
「何をする気!?まさか…」「こいつ今日の昼は焼きそばだって」「焼きそば!?」「焼きそば!?」「絶対だめ!!そんなもん食ったらまた太るじゃん!!なに考えてんの!?馬鹿なの?」「やったー焼きそば!!何ヶ月振り?」「炭水化物ではいちばん好きな米の次に焼きそばが好きなのに、最後に食べたのがいつなのかわからないほどずっと我慢してきたんだからいーじゃん」「それにこの焼きそば、賞味期限が明後日までなんだよ」「じゃあ夫さんに食べてもらったら?」「そういうわけにはいかんでしょ」「おい!!また太って落ち込んでも知らないから!!グチグチすんなよ、ただでさえキモいんだから!!……こいつがまたデブったら、あんたらのせいだかんね!!」

みんな名前があったりはしません。誰がどの人格、とかも一切ありません。全員わたしです。そんなもんでしょう。
え?「インサイド・ヘッド」の観すぎ?いやー、わたしはなかなか好きだなと思いましたよ。1回しか観てないですけどね。

何も特別なことはありません。
わたしは平々凡々な人間ですから。
何者にもなれず、誰の特別でもない。

そういえば、皆さんの幻聴はどの辺りから聴こえるとかありますか?他人(医者を除く一般人)と幻聴の話をしたことが殆ど無いもので。(幻聴のある人と会話をする機会にあまり恵まれなかった)
わたしは主に頭の右上から聴こえます。言われたことを脳内で言葉として認識しているような感じ……といえばそうですが、強いて声の出所を言うならば、わたしの頭の右上の辺りから、です。

幻聴の話もいつかしたいですね。

最近疲れているらしいので、今日はこの辺で。
ありがとうございました。

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