世界一贅沢な授業づくり!JICA教師海外研修(キルギス)#08 現地研修パート6
いよいよ最終日・・・ 首都ビシュケクに戻り、私立学校を訪問します。
ビシュケク天才学校
本当に、この名前の学校なんです。TENSAIです。
私立学校なので、キルギスの中では裕福な家庭の子供が通うようです。制服とまではいきませんが、お揃いのポロシャツを着ていました。こちらの学校は、日本式の教育を取り入れた学校で、掃除活動があったり学級活動があったり、日本語の学習もあったりします。教室の表示は、日本語で「いちねんせい」と表示されています。
なので、日本人の我々が訪問するということで、こちらもまた盛大な歓迎をしていただきました。
授業の見学では、日本の幼稚園にあたる小さい子から、高校生にあたる子までいるので、ほぼ全ての学年を見学しました。高校生は、Pythonでプログラミングをしていたりと、進んでいるところもありますが、子供たちの参加態度にばらつきがあったりと、先生方のご苦労を感じました。ただ、公立の学校、地方の学校より、子供がしっかりしていたことは間違いありません。
歴史の学習をしているクラスでは、熱い先生でした。私が持っていったアイヌ楽器のムックリとほとんど同じような楽器がキルギスにもあり、その話をしたりしました。ムックリはいくつかプレゼントしてきました。
また、こちらでも、交流の時間をいただき、ジャンボリーミッキーと桜の掲示、花は咲くの合唱をして楽しみました。自分が持っていた筆ペンが暴発して、女の子の手を真っ赤に染めてしまったのも、いい思い出です。(笑ってくれてました。)
給食をいただく
天才学校の食堂で、給食をいただきました。麺にご飯にパンにサラダと、炭水化物多めのメニューでした。そのほかのメニューもいただけて、家庭科としては、いい教材になりそうです。
楽しい時間も終了・・・
これにて、訪問等は終了です。
この後、JICAキルギスの事務所へ行って、活動の報告と、今後の授業の構想を話させていただきました。
自分としては、やはりキルギスらしい文化、生活の様子を知る異文化理解の部分と、キルギスで感じた国としての課題(SDGsに絡むような)を、自分たちの生活と関わらせながら、考える時間を設定したいと思いました。ただ、多岐にわたる情報をどうしようかと悩んでいる状態でした。
毎晩の懇親会も最後
この日は、グルジア料理のお店に連れていってもらいました。これまでにお世話になった協力隊の方々も駆けつけてくださり、美味しい料理とお酒を楽しみました。また、授業の内容が固まってきている人は、協力隊やキルギスで活躍している皆さん、OVOPの方などと具体的にオンラインで繋げるかどうかも含めて相談をしていました。
ホテルに戻り、しっかり荷物をまとめます。スーツケースは25kg×2という縛りだったのですが、ほぼパンパンでした。バザールで買ったスパイスがいい匂いを出していて、袋で閉じるのが大変でした。ジップロック持っていって、正解ですw
あとは帰るだけ・・・
とにかくあっという間の5日間でした。帰りたくない!もっとキルギスに染まりたい!そう思う日々でした。帰りの話は、次に。