アートフィルター縛り撮影 / OLYMPUS, OM SYSTEM
前回の記事でご紹介しましたOLYMPUS PEN Lite E-PL7を使って、やっとPENらしい使い方をしてみようと思います。
OLYMPUS PENシリーズをはじめ、OM SYSTEM機にも搭載されている
「アートフィルター」
という機能を必ず使って撮影、もしくは現像時にアートフィルターを1つ以上必ず使う楽しみ方です。
自己ルールで
①アートフィルターを必ず使用
②アートフィルターの重ねがけOK
③トーンカーブ調整や多少のトリミングならOK
④フィルターは満遍なく使うこと
を縛りとして撮影していきます。
なおスナップは普段全然やらないので超ヘタクソです。アートフィルターを使った作例ということで、広い心で見てやってください🙇🏻♂️
今回の使用機材
カメラボディは冒頭でもご紹介した
OLYMPUS PEN Lite E-PL7です。
詳細スペックは私の前回の記事をご覧ください。
レンズはCanon EF35mm F2 IS USMというものを使用します。
もちろんそのままだとMFTマウントには装着できないので、EF→MFTへのマウントアダプターを取り付けます。私はCommlite CM-AEF-MFT Booster 0.71xというフォーカルレデューサー搭載型のマウントアダプターを使用しております。(もう廃盤?中古品もあまり流通していないようです)
このマウントアダプターの凄いところはフルサイズ判換算値焦点距離とF値を0.71倍にしてくれる事。つまり、このアダプターを噛ませることにより、35mmF2のレンズが25mmF1.4のレンズになるということなんです。電子接点もありますのでオートフォーカスが使用できますし、レンズのExif情報も記録されます。
そういう訳で、今回は10年前モデルのOLYMPUS PEN Liteに25mm(フルサイズ判換算値50mm)のEFレンズを付けてスナップして行きます。(風景写真も混ざっています)
いざ撮影へ
写真は全てE-PL7とEF35mmF2で撮影
E-PL7とEF35mmF2の組み合わせ
このレンズは絞ると綺麗な8本光条が出るので、これまではほぼ全て夜景でしか使用して来ませんでした。F値開放で撮る時、やや輪郭が甘くボケも不自然な感じがするのですが、E-PL7のアートモード(プログラムオート)に任せて使ってみると意外にも良い描写。少し絞って撮る方が解像感が良くなる感じがしました。
オートフォーカスはS-AF+MFを使用。やはり生き物に対してはフォーカスが甘いので画面拡大機能を使いながら手動で微調整する場面が多々。それ以外は1〜2秒くらいで合焦。AFは速いとはいえないけど、生き物以外なら一度のピント合わせでそれなりに合ってくれました。
それでもこんなに小さなカメラでもしっかり綺麗に撮影できますので、コスパには優れているんじゃないでしょうか。
レンズ情報補足(おまけ)
ちなみに今回のレンズは中古で45000円くらい、マウントアダプターは中古で15000円くらいしましたので、MFT用の25mm単焦点レンズとして考えるとまあまあお高い部類に入ります。それでも某高級コンデジよりもトータルはお安いので良しとしてます🫣
さらにこのレンズ、ISと銘があるだけにレンズにスタビライザー(手ぶれ補正)のスイッチがあります。しかも効果は4段分(E-PL7は3.5段)。E-PL7はオリンパス製レンズの手ぶれ補正機能には対応すると情報が記載されていましたが他社製は不明。試しにレンズのスタビライザーをONにして使用したらバッチリ効果出ていました✌️
撮影したデータをOM Workspaceで確認したところ、ボディ内手ぶれ補正はOFFと表記(オリ機はレンズ側の手ぶれ補正が優先されるため)。しかし使用中は歩きながらシャッターを切ったものもほぼブレずに撮れていましたので、レンズ側の手ぶれ補正が効いていたと判断しても良いかと思いました。
しかし何故わざわざオリンパス機にこのCanonのレンズを使うのかの理由は以下の作例をご覧下さい。
価格の安いエントリー機でも、レンズの力があれば描写力で機能差や腕の差をカバーしてくれることもあります。みなさんどんどん機材に散財して行きましょう😎💰
それでは今回もご覧頂きまして、ありがとうございました。
(*>∀<)ノ))
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