ヤマガラを撮り続ける意味
今回は手前味噌なお話になります。
私事ですが、今年の8月でカメラを始めてからようやく丸三年を迎えます。まだ技術も知識も乏しく日々勉強中なのですが、腕磨きやモチベ維持のために始めたフォトコン応募で幾つか入賞をいただけるようになってきました。何をしても飽きっぽくて今までずっと無趣味な性格だったのですが、カメラは全然飽きることなく自身最長記録の趣味となっています😅
これも一重に私が所属する福山フォトコミュニティの主宰であるCaosさん(XでのHN)やそのメンバー、そしてSNSを通じてコミュニケーションしていただいている皆さまのおかげだと思っております。
ベーススタイル
これまでの3年間、ときどき息切れしながらもカメラを継続してこれた理由が、原点に戻れる場所があったということだったのかもしれません。
私はカメラを始めてから最初の半年以上はほぼ鳥や猫ばっかり撮っていました。その中でも特に自分の中でカメラを楽しませてくれた被写体が「ヤマガラ」です。
ウチから車でそれほど時間もかからず行ける山のてっぺんに居るこのヤマガラという鳥なんですが、登山者が頻繁に往来するので人馴れしている個体が多く野鳥撮影初心者でも比較的撮りやすい被写体なんです。
感動を継続させる
この山に行けばほぼ確実に出会える鳥なので本当に毎日のように通っては数百枚、数千枚と撮影して帰っていましたが、その毎日が感動の連続でした。最初は
ヤマガラという野鳥を見れた事に感動
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離れて撮影できただけでも感動
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近くで撮れて感動
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可愛いポーズをしてくれて感動
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2羽同時に画角に入ってくれて感動
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求愛の姿が撮れて感動
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幼鳥を撮れて感動
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給餌している姿を撮れて感動
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換羽期の姿を撮れて感動
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去年よりいい写真が撮れて感動
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etc…
というように、行くたびに私にたくさんの新たな感動の連続がありました。感動を与えてくれる被写体なら毎日撮影しても全然飽きません。同じ被写体を撮り続けてもマンネリ化しないように、画角を変えたりレンズを変えたり撮影法を変えたりなど日々研究していました。
そうしていく内に観察力も養われ、さらにシャッタースピードやISO感度などを場面によって素早く変更する動体撮影の判断力など日々体で覚えていきました。今の撮影スタイルは間違いなくヤマガラのおかげで鍛えられましたね。
ヤマガラ撮影技術を応用
ヤマガラで養われた力は他の被写体の撮影にも活かすことができると分かると、今度はルリビタキやシジュウカラ、さらには昆虫やイルカなど鳥類以外でも応用していきました。
今では撮影する被写体の興味の幅が広がってヤマガラ以外の撮影が増えましたが、それでも未だに通い続けています。通う度にカメラを始めた頃の感動を思い出しますし、自分の腕の上達具合の確認にもなります。納得のいかない写真しか撮れなかった時は腕が落ちたなぁと反省します。私自身のレベル確認に丁度いいのがヤマガラなんです。
まとめ
カメラは撮影した量を争ったりするもんじゃないですが、それでもこれまで趣味を継続できなかった私にとって、ひとつの被写体を誰にも負けないくらい撮り続けてきたこと自体が私には奇跡なんですよね😅
それに自己評価は低い方でしたので、自分が撮った作品を誰かに評価してもらえる嬉しさも私自身のモチベーション維持や自信になったと思っています。
今現在も私の技量の進捗確認も含め、SNSを通じて撮影した作品を公開して皆さまの反応を参考にさせてもらっておりますが、まだまだカメラ歴も知識も浅いですし色んな壁にぶち当たることもしょっちゅうあります。それでもこうしてカメラを継続できてるのはヤマガラがカメラの楽しさを教えてくれたからだと思っております。ヤマガラに感謝ですね🙇🏻♂️
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