郷愁のイギリストーストに再会して想うパンとの思い出
「マツコの知らない世界」を毎週観ています。好きな分野をとことん極めて、熱く幸せそうに語る一般の方と、感心しながらも突っ込んだり共感したり、時に正直に引いたりする絶妙なトークのマツコさんとのやり取りが大好きです。
今週放送のローカルパン特集の中で、青森の工藤パンのイギリストーストが登場しました。大人になってからはまり、帰省の度に青森駅で必ず買っていた馴染みの味なのにもう2年も食べていない…。食べたいなあ、あのジャリジャリしたお砂糖が懐かしい、と郷愁を募りに募らせていた翌日のことです。
近所のスーパーの特設売場でも何でもないところに、イギリストーストが入荷していたのです!思わず2度見しましたよ。興奮を抑えつつ、迷わず6袋の大人買いをしてしまいました。東京でお目にかかるのは伊勢丹や東急百貨店のパン祭り以来です。放送翌日にまさか入手できるなんて、こんな偶然があるでしょうか。スーパーの仕入れ担当の方ありがとうございます、な気持ちになりました。帰宅したイギリストーストファンのパパさんも、喜んでいました。翁飴に続く幸せな出来事でした。
パンへの情熱のきっかけ
パンの会に所属し、主食は常にパンで炊飯器は持たない生粋のパンマニアの会社の後輩と、同期と3人で都内のパン屋さん巡りをしていた20代。パンの会の集いにも連れて行ってもらい、パン愛のレベル違いに圧倒されたあの日。パンの世界は深いことを知りました。(パンの会は2005年で解散しています。)
大人の遠足 パン巡り
末っ子が幼稚園に入園してからママ友と定期的に開催していた大人の遠足、パン巡り。電車を間違えたり、道に迷ったり、定休日だったり、毎回笑い転げながら家族へのお土産を抱えて帰ったものです。美味しいパンを求めて、1人で都心に出かけることもよくありました。
極めつけは子どもの受験のたびに、待ち時間に下調べしたパン屋さんを巡り、両手に袋を携えて迎えに行ったり。当時小6だった長女に「そんなに買い物してお迎えに来る保護者、ママだけだよ。」と呆れられたのも思い出です。めったに行けない亀有の吉田パンは見逃せなかったのです。有名なホワイト餃子も購入した食いしん坊アンテナ📶な母ちゃんでした。今年度は長男の大学受験。息子よ、共通1次を突破して、母ちゃんをご当地パン巡りに誘っておくれ。
パン愛は受け継がれ
緊急事態宣言中なので、ネットでお店のHPを覗きながら妄想パン巡りをしています。いずれ穏やかな日常が戻り、宝物探しを再開するのが楽しみです。将来の夢はパン屋さんと言う末っ子と、食べることが大好きな長女も連れて行ってあげたいです。
ご当地パンを気軽に食べたい
帰省や旅行が制限されている今、ご当地グルメやスイーツは至るところで見かけるようになりましたが、ご当地パンは賞味期限の関係か、めったに見かけないです。どうか、全国のスーパーやコンビニのご担当者様、涼しくなるこれから、ご当地パンを時々取り上げて、ふるさとを懐かしむたくさんの方に幸せを届けて下さいますよう願っています。