冬の薔薇
秋山ちえ子著
三月書房
1957年から45年間「秋山ちえ子の談話室」というラジオ番組のパーソナリティを担当された秋山ちえ子氏(1917年 - 2016年)
「冬の薔薇」は、秋山氏が喜寿を迎えた、1994年8月に出版されたエッセイ集。
文庫本の大きさのハードカバー、函入り小型愛蔵本シリーズを手掛ける出版社、三月書房さんより。
紅い函から本を取り出すときは、贈り物の包みを開ける時のような気持ちになります。
思わず函を壁に飾りました。
本も目に付くところにおいて眺めています。
余談ですが
「Don't judge a book by its cover 」
「表面だけで物事を判断しないように」という英語の熟語があるそうです。
直訳?すると「装丁だけでその本の内容を判断しないように」となると思いますが、「装丁」大事ですね。
子供の時、秋山氏の講演会に伺う機会があったのですが、お話もお人柄もとても素晴らしく、引き込まれました。
講演会後「夜の蕎麦屋」という特別な場所で、初めて「鴨南蛮」を頼んでみた、ということも懐かしく思い出しました。
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