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きみとぼくの壊れた世界(著:西尾維新)【ラノベと僕の読書紹介。僕の壊れた限界ミステリ村「村?」】

化物語はアニメ版すべて観ましたよ。
アニメ版以降も続きがありますけど。

でもそれ以外の西尾維新を読んだことなかったので、
まったく違うこちら。

一品完結と思ってたらやはりシリーズ化していました。

西尾先生はラノベ界最速の執筆速度を誇ると言われているので、
気がついたらもう書いてしまっていた。
書き始めた理由は覚えていない。

ミステリかと思ったけど、
まあラノベ要素が多いですね。
厨2なんて言葉ができる前だと思う。
(というか西尾先生が戦犯だと思う)

途中まではミステリとして機能しているんですけど、
終わり方としては、普通のミステリとはかなり見当違いの方に着地点を求めています。

でも。
ミステリの境界線を広げるのは、こういう風な終わり方の方がいいのかも。
必ずしも犯人を逮捕すればいいとか、よくよく考えたら単なる固定観念ですからね。
もっと違った結末があってもいいのだ。

そしてラノベとしては、満足のいく結末。これでいいのだ。

それにしてもどうやって、続編につなげるんだ?
とかは野暮な質問でしょう。
本物のストーリーテラーはその気になれば、どんな作品も掘り下げられるんだよな。

私は「短編の続き有るんですか」と言われて挫折したことがあります。
あの世界観でどう続きを書けというんだ。
いや、まあ目が覚めたらパラレルワールドになってたくらいしか思いつかない。
・・・

さて。
紹介の続きをするとして、
この「きみぼく」(勝手略称ですいません)

ヒロインが3人いるんですね。
妹さんの夜月。
保健室登校の名探偵病院坂。
幼馴じみ枠の琴原さん。

作品全体のシリーズを通してのヒロインは病院坂さんなんであり、
これ以降のシリーズでは病院坂さんしか出てこないのですが、
本作においては3人とも互角です。
妹さんはメインキャラとして再登場するんだと思ってた。

続きは、いつか読みましょう!

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