機動戦士ガンダム:MSイグルー(2004年~)【この読書紹介はそもそも紹介を前提とした記事ではないのです!それを紹介するのは無理がありますっ「締め切りなのだよ」】
ご存じガンダムシリーズの外伝的作品のひとつ。
ガンダム世界を舞台にした、異色作といったCGアニメ作品。
ジオン公国軍603技術試験隊では、
海のものとも山のものとも判別つかない秘密兵器が持ち込まれ、
実戦テストを行って記録を採る部隊です。
↑ MAD動画ですが。消えたらごめそなさそ。
しかもこの秘密兵器、
多くは失敗作としてお払い箱にされかかったダメ兵器を、
最後のチャンスとばかりに持ち込まれる珍兵器ばかりで、
男たちがプロジェクトX並みに熱い情熱を賭けるも、
大体は非業の結果に持ち込まれるという、
そんなアンチプロジェクトXな話ばかりなのです。
これはエンジニアマイスターな話。
技術バカ一代的な失敗作ばかりの話です。
なんだか、面白くなってきますね。
男たちの、
いやアニメ化されてないエピソードでは女性も出てくるけど。
報われない思いがこびりついてくる。
とりあえず第一期で放送されたもの以外にも、
放送されなかったエピソードもあるらしく、
その失敗兵器をあてがわれた兵士や、
担当官の熱い思いが、
いつもいつも空回りしていく。
全体的にはそんな類型でして。
別にガンダム世界じゃなくてもよかったんだろうけど、
元ネタが知られた世界の方が、都合が良いのは言うまでもなく、
元ネタ世界を拡張するついでに、
ずいぶんと面白い企画が出てきたものだと思いました。
↑ 合計6話がアニメ化。
忘れ去られた失敗兵器、
いや失敗技術にも、
熱い思いは当然にあったわけで、
実はそういうのって、物語に向いてるんですよね。
そういうのに日の目を当てるフィクションというのは、
コペルニクス的回転(転回)なんじゃないかと思います。
いちおう第1期しか視聴しておらず、
6話で終わっております。
(上だと2つに分かれてます)
まだ続編があるのですが、
それは初手で戦車が出てくるので(ガンダム世界なのに普通の戦車)
ちょっと観ていません。
でもこういうアンチプロジェクトX的な話って、
意外と類型として使えそう。
まだ、あまり掘り込まれていない題材です。
空想技術を設定して、
その失敗談、いかにして忘れ去られたか、
というフィクションはイケるんじゃないかと思ってます。
みんなで探窟しましょう。
せーの。
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