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バトル・オブ・サブマリン(ポーランド潜水艦映画)【また超B級戦争映画感想を書いてんの?「残念だが潜水艦は潜航せねばならない。急速潜航!」逃げるなー!】

ポーランド海軍全面協力。
時はWW2。
占領された本国から脱出してきたポーランド海軍潜水艦「オジェウ(鷲)」は、イギリスに身を寄せ、第3帝国との戦いをいまだ継続していた。

しかしながら、このどうにもならないタイトルはどうにかならんか!?
なるはずがない!
なぜなら、彩プロだからだ!
戦争映画をマニアックに追い求めている人は「あれか」と気づかざるを得ないところがあるはず。

今からごく短期間、内容について説明する!
いちどしか繰り返さないので、よく読んでくれ。

第二次大戦で潜水艦映画と言えば・・・
「Uボート」である。

史実の敵同士ではあるが、
ポーランド潜水艦映画はそのスピリッツを正統に継承している。

果てしなく続く、敵の爆雷攻撃、
酸素不足で倒れ始める乗組員、
電池の火事(当時の潜水艦のバッテリーは海水を浴びると有毒ガスを出して燃える。なんだよその設定とか言いだしたくなる)
海底からの脱出、
最後の圧搾空気を使って、浮かび上がろうとする、
艦長の決断。

この希望と絶望の、
いや、ひたすら絶望との戦いだけがどこまでも続く、
それが、OTACどもが愛してきた潜水艦映画だったのだ。

しかし、一点だけ「Uボート」とは違うところがある。









さあ、ネタバレ発射!
「え?もう自爆っすか!?」
自爆ではない。言葉を言い換えたまえ。









そう。魚雷発射シーンがない・・・・
要するに、目立つ活躍がまったくない艦なのだ。
それが史実なのだから仕方ない。
攻撃側に回ったことないのかよ!
しかも本国は占領されており、暗いニュースしか流れてこない。

さらに言えば、アメリカ人にはウケず、日本人には理解してもらえる作品。
こういえばもう想像がつくだろう?

そうだ。ひたすら地味な映画なのだ。
だが、潜水艦映画のスピリットだけは濃厚に継承している。

さあ、諸卿よ。
限りある時間を無駄にしたいと欲するツワモノどもよ。夏草よ。
この映画を観るがいいのさ!
そして、嘆くがいい!
自分たちの限りある500円玉を、B級映画を観るために浪費してしまった愚かさを。戦争の愚かさと無意味さを。ともに感じようではないか!

ポーランド海軍が映画の主役になった作品は、
あなたの人生で、後にも先にもこれ一作だけだ。
それについては全面的に保障する!

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