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電気人間の虞(おそれ)【読書紹介殺人事件(嘘)】(著:詠坂 雄二)

次はマイナーミステリを紹介してみます。
有名だったらすいません。

その名も「電気人間のおそれ」と読みます。
怪異、電気人間の謎を探っていくというミステリです。

電気人間というのは本作品では都市伝説、怪異の類です。

それはともかく、電気人間という設定はいいでよね。
電気のネズミといい、電気の鬼娘といい、電気ってつぶしが効くというか。
その割に電気使いが少ないので、どうにかして、もっとこの類の妖怪は増えませんかね。
皆さんは好きな妖怪ってありますか?

ですがこれはミステリ、そもそもそんな怪異が実在するのか?という点からして謎が存在します。
電気という応用性バツグンの設定も、まずは語られる程度で全貌は出てきません。
もしかしたら、別の秘密が隠されているのかも?
電気人間をめぐる話はどこに向かって着地するのか?
様々な人物が、電気人間の謎にむかって奔走していく。
そして謎を解き明かそうとする者たちの不審死。
旧軍の秘密に由来するとされる伝説。

おっと。これ以上はネタバレしそう。
これくらいで止めておきます。
最後にちょっと悪ふざけがありますが、本編をちゃんとやっていたせいか、特にダメだとは思いませんでした。

電気人間、またこの系の怪物が主人公になる話が読みたいですね。
もうちょっと続きを。
別の電気人間さんでいいから。

なんか、今回は紹介が短いです。

#読書の秋2022 #ミステリ #SF小説が好き

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